書肆侃侃房からなぜか(?)出てるハワイイスピリチュアル本を読みながら考えたのだが、わたしは超自然や神さまや精霊が「ある」とは思っていないが、人間のこころのなかには確実に「ある」ので、つまり社会にはあり、そうすると宇宙にもあるということになる、とは思っている。だから信仰を貶めるのは非科学的な行いであり、倫理的にも不合理。信仰そのものは超自然的なものに大小の感情を寄せる営為だと思うが、それ自体は善悪や暴力非暴力とは無関係で、善悪や暴力非暴力は信仰している人間の別の要素、国境のある文化であったり慣習、経済状況や政治的背景に結びつくもの。
というここまでの深度で考えられる人間が少ないというのが不幸だよね……
件の方の本、文体が苦手なのと純文学の良い読者でないのであまりまともに読めていないのだが、「社会の構造を書きたい」とおっしゃっていたわりに私小説で純文学だなあと思っている。
「共同体を代弁する」ときっぱり言うトニ・モリスンとか、アフリカやインドも自分の属する共同体だとなぜか思い込んでいるわたしとかとは違う
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