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Twitterだとシャドバンの可能性があるのでこちらで失礼します。ツイート( twitter.com/AkioHoshi/status/1 )の内容と少しズレますが、『迷路の中のテクノロジー』(今は『解放されたゴーレム』に改題)という本に、チェルノブイリ原発事故の時現場の農夫の方が「どこに水が溜まりやすいか(ホットスポットができやすいか)」などを知っていたという話が載ってます。
hyoshimoto.html.xdomain.jp/mei

この本は興味深いですね。そして重要なお話だと思いました。

実は、当方が紹介した「被災者こそ専門家である」という発想は、チェルノブイリ事故の後、放射線防護後の専門家らの反省から出てきた考え方でした。現地の人々の声に耳を傾けることの重要性は、ICRP勧告111の中に一部書き込まれています。

教えて頂いたページで触れているイギリスの農家らは、今年も、福島の被災者たちとの対話の場(福島ダイアログ)にリモート登壇して自分達の経験を語っていました。原子力災害の被災地の知恵、知識を持ち寄る試みが今も続いています。

なお、一部では「ICRPは原子力ムラの一員であり、敵である」といった言説も出回っています。私は、このような言説は解像度が低すぎ、かえって現地の被災者を傷つけ場合すらあると見ています。このような齟齬もまた「壊れた対話」という現象の一部といえます。このあたりも、当方の記事の中で若干触れています。

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