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『ノンバイナリーがわかる本』
著者が言語学をやっていたということで、まず最初に(英語の)三人称代名詞の話が詳しく書かれている。日本語母語話者としては馴染みのない議論なので助かる、というか自己紹介にhe/himとかshe/herとか書かれている意味を、この本を読んで初めて知った……。
日本語だとあんまり意識しなくていいから、その点だけは居心地が良い。

個人的に、医療的移行の章がためになった。別に性別違和やトランスジェンダーを自認していても医療的移行が必要とは限らない、って言われてみれば当然だけど世間的には全然そんなことはないねぇ。

@knnm_leaf ドイツ語の勉強してると男性・女性・中性とある上に、人以外にも性があるので、その辺、どうなってるのか気になります。
ドイツって、LGBTの先進国なイメージありますけど、ノンバイナリーについてはどうなんでしょうかね?

@GabbingDog この本はイギリスの話がメインなので、残念ながらドイツの状況はわからずです……。
あらゆる名詞に男性・女性が割り当てられている言語だとノンバイナリーは意識せざるを得ないよね、という指摘はあります。

@knnm_leaf ありがとうございます!お手数をおかけしました。
日本とドイツだけ見ると、そこまで文法に性が入り込んでることが、LGBTの概念の社会的な受け入れに悪影響を与えていないような気もしますが、ご指摘のように子供の頃から、単語ごとに、どの性であるかを問われて正しい・間違ってるとされるわけですから、影響が無いとは言えない気がして気になっていました。

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