『辺野古入門』熊本博之 (ちくま新書)

読み始めたばかりですけども読んでよかったなあと思っています。辺野古のひとたちが米軍基地をどう捉えているのか、どういう位置付けなのか、どのように「共にあって」きたのか、という角度を削がずに書いてくれている、と感じます。

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『辺野古入門』熊本博之 (ちくま新書)

読了。米軍基地が普天間から辺野古に移設する経緯といった基本情報から書いてくれているので本当に「入門」として最適だと感じました。読んでよかった。
「辺野古の基地建設に「反対」を投じない住民」に対して、「なぜ??」と無邪気に考えてしまっていたけれど、経緯を知るとものすごく反省した。ことあるごとに意思を確認され、立場を迫ってくるけれど、決定権は決して与えられない。市民に決定権はない。意思を伝えてもそれが反映されることはない。あまりにむなしいし、疲れる。キャンプ・シュワブとの関係性もある。どうせ止められないのなら政府と調整ができる候補者を……という考えが強まっていく。

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