彼らはjpでマストドンをやった気になり、これならばTwitterと変わりはないではないかと思い、Twitterに戻っていくのだ。
彼らはTwitterと似たような場所を見、Twitterにいるときのようにふるまい、Twitterでの知り合いを見つけようものなら喜び勇んで近づいていく。そしていつしか、ここも故国と同じではないか、ならば故国の方が住みよいと言って、故国とは異なる様式に学び目を開かされることもなく、自ら試してみることもなく、かたくなに故国の自分を保持して、一切変わらず故国に帰れたことを安心するのである。しかしそれは、外国に旅をし滞在する時の態度としては、あまりに実りの少ないものと言わねばならない。
(フェディバース随想録)