ローポリ独特の不気味さとホラー演出とか、キャラの関係性もすごい刺さるものがあったけど、女性キャラの描き方はやっぱりそういう方向性になるんだなっていう所にどうしても引っかかって、フィクションとして楽しむにはしんどい部分が少し、ある。

責任から逃れ続ける自己保身的な男性を描く上で必要なのはなるほどとは思ったけど、ホラー作品において女性の絶望として描かれるのが性暴力、妊娠などになりがちなことに元々食痛気味だったので、余計に…。

診断の時の「アニメ絵の馬〜」云々で以前からジミーはアーニャのことを蔑視してたことが伺えて、おそらくそれは本人のホモソーシャル的な価値観やカーリーに対する歪んだ嫉妬心からくるものなのが最悪だし、性暴力が透明化されているのがずっっっと嫌すぎて…。
元凶のドクズ男を操作して心情風景と向き合い続けなきゃいけないのもキツい。ジミーの見てる幻覚というか罪の意識的な映像にダイスケやスウォンジーはしょっちゅう出てくるのにアーニャ自身の姿は影も形もなくて、代わりに女性器のようなものや赤子のイメージばかりなのが、もう本当に…最悪………

@nariwo 言われて気付いたんですが確かにそうですね…＞アーニャ不在で女性器と赤子のイメージ
自分がやりたいようにして好き勝手した結果起こった「まずい問題」としての恐怖はあっても、自分がしたことや相手のことは最初から問題の土俵に上げてない傲慢さがある
そしてこういう女性が性暴力の結果モンスター化したイメージで襲ってくる、それを退治してわーよかった～！みたいな画はほんとホラーで多いんですよね
勝手な母性と神聖視の押し付けと蔑視のフルコンボでなかなかキツイものがあります
（最近は世界的に変わってきてるなとも思いますが…）