8月25日 マリーゴールド「Marigold Summer Gold Shine2024」新木場1stRING 285人超満員札止め
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇松井珠妙 マイラ・グレース ゼイラ・スティール(9分0秒 片エビ固め)翔月なつみ 南小桃 ×勇気みなみ
※高角度DDT
<第2試合 15分1本勝負>
野崎渚 CHIAKI 〇ポジラ(13分48秒 片エビ固め)MIRAI 桜井麻衣 ×石川奈青
※パイルドライバー
<第3試合 15分1本勝負>
△青野未来 天麗皇希 後藤智香(15分時間切れ引き分け)林下詩美 ビクトリア弓月 △田中きずな
<第4試合 ジュリア全員掛け 全試合1分1本勝負>
1、〇ジュリア(0分48秒 フロントネックロック)×勇気みなみ
2、〇ジュリア(0分47秒 片エビ固め)×南小桃
※バックドロップ
3、△ジュリア(1分時間切れ引き分け)△田中きずな
4、〇ジュリア(0分40秒 首固め)×ゼイラ・スティール
5、△ジュリア(1分時間切れ引き分け)△マイラ・グレース
6、〇ジュリア(0分30秒 首固め)×瀬戸レア
7、△ジュリア(1分時間切れ引き分け)△野崎渚
8、△ジュリア(1分時間切れ引き分け)△CHIAKI
9、△ジュリア(1分時間切れ引き分け)△松井珠紗
10、△ジュリア(1分時間切れ引き分け)△天麗皇希
11、△ジュリア(1分時間切れ引き分け)△後藤智香
12、△ジュリア(1分時間切れ引き分け)△翔月なつみ
13、△ジュリア(1分時間切れ引き分け)△石川奈青
14、△ジュリア(1分時間切れ引き分け)△青野未来
15、△ジュリア(1分時間切れ引き分け)△高橋奈七永
16、△ジュリア(1分時間切れ引き分け)△MIRAI
17、△ジュリア(1分時間切れ引き分け)△ポジラ
18、△ジュリア(1分時間切れ引き分け)△Sareee
19、〇ビクトリア弓月(0分40秒 エビ固め)×ジュリア
20、△ジュリア(1分時間切れ引き分け)△NORI
21、△ジュリア(1分時間切れ引き分け)△練習生(咲村渚、心希、山内聖怜)
22、△ジュリア(1分時間切れ引き分け)△藤本つかさ
23、△ジュリア(1分時間切れ引き分け)△林下詩美
https://twitter.com/DSF_Marigold/status/1827630887384887339
19日の後楽園でファイナルカウントダウンを終えたジュリアのボーナストラックとして、全員掛けが新木場1stRING大会で行われた。
まず1番手に勇気みなみが登場、握手から勇気がエルボーを連打も、ジュリアが一撃で返し、勇気はドロップキックからグラウンドも、ジュリアがフロントネックロックで捕らえ、勇気がタップとなる。
2番手に南小桃が登場して、ドロップキックからボディースラムで先手を奪いドロップキックを連発するが、自爆させたジュリアがバックドロップで3カウントを奪う。
3番手には田中きずなが登場して、ドロップキックを連発も、ジュリアは正面から受け、やっと倒したところで時間切れになり、4番手にはゼイラ・スティールが、ゼイラが握手からビックブーツはキャッチされ、トラースキックもキャッチされると、ジュリアが首固めで3カウントを奪う。
5番手にはマイラ・グレースが登場、マイラは串刺しバックエルボー、バックドロップ、エルボーを連打も、ジュリアはバックドロップ一発で返し、マイラは首固めも時間切れ引き分けとなる。
6番手には瀬戸レアが登場、瀬戸レアの呼びかけて一緒に四方へポーズの間に時間が進み、二人が抱き合おうとしたところで、ジュリアが丸め込んで3カウントとなる。
7番手には野崎渚が登場すると、エルボーのラリーから野崎がブレイジングチョップを連打も、ジュリアもブレイジングチョップをやり返し、野崎はブレイジングチョップからおしゃれキック、ジュリアがクレイモアキックに対し、野崎はノアールランサーで応戦して時間切れ引き分けとなる。
8番手のCHIAKIはイスを持って登場し、ジュリアの脳天にフルスイングから顔面ウォッシュ、アルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げるが、ジュリアがスリーパーで捕らえたところで時間切れ引き分けとなる。
9番手は松井珠紗が登場、松井はダメージを負ったジュリアにミサイルキックからクロスボディー、連続カバー、首固めと攻め、カサドーラはジュリアが丸め込んで丸め込み合戦になるが。時間切れ引き分け
10番手は天麗皇希、疲れが見えてきたジュリアにビックブーツからカナディアンバックブリーカーはジュリアが回転エビ固め。天麗はドロップキックからバックドロップ、突進はジュリアがビックブーツで迎撃してハンマーロックスープレックスで、時間切れ引き分けになり、11番手の後藤智香は、フロントキックからジャイアントスイングで大回転するが、智香も眼が回ったため失速、時間切れ引き分けとんなる。
ジュリアが目を回している中、12番手に翔月なつみが登場し、ジュリアに串刺しダブルニーからフィッシャーマンスープレックスホールドと攻めるが、ダイビングフットスタンプを避けたジュリアはミサイルキックを命中させ、翔月はエルボーを連打に対して、ジュリアもカウンターエルボーで返してマウントビンタも、翔月もマウントエルボーで返したところで時間切れ引き分けも、翔月は収まりがつかないところで、13番手に石川奈青が発売したばかりのジュリアの自初伝を持って登場、石川は手にした自初伝で翔月を殴打し、リングから追い出す。
石川はジュリアの自初伝でジュリアを殴打も、怒ったジュリアがビンタから首固め、そして突進すると、石川がジュリアの自初伝を投げて迎撃してから往復ビンタを浴びせ、ジュリアが頭突きで返してイタリアンフックを狙うと、切り返した石川がN.A.Oを決めたところで時間切れ引き分けとなる。
14番手には青野未来が登場、青野が握手を求めたところでジュリアにレインメーカーからサッカーボールキックを連打する。青野が座ってジュリアにサッカーボールキックを要求するが、ジュリアはサッカーボールキックではなくスリーパーで捕らえ、青野がバックドロップで時間切れ引き分けも、ジュリアは構わず青野をバックドロップで投げる。
15番手には高橋奈七永が登場すると、着ていたTシャツでジュリアの首を絞めて首投げ、マシンガンチョップを浴びせると。ジュリアもビンタで返してラリーになる。奈七永はビンタからバックドロップで投げると、冷蔵庫爆弾を投下したところで時間切れ引き分けとなる。
16番手にはMIRAI全力疾走で登場して、ジュリアにラリアットからトップコーナーへ上がるが、ジュリアは雪崩式ダブルアームスープレックスで投げ、MIRAIは頭突きで応戦すれば、ジュリアも頭突きで返してラリーに、ジュリアが突進するとMIRAIがラリアットを連発して時間切れ引き分けとなる。
17番手にポジラすると、いきなりジュリアにラリアットからハリケーンドライバーを決め、テリー・ゴーディ式パワーボムを狙うが。桜井麻衣が駆けつけて阻止すると、二人で低空ドロップキック、頭突きのサンドバックタイム、ダブルダイビングエルボードロップを連係を見せたところで、時間切れ引き分けになり、ポジラはジュリアに惜別の中指を立てれば、ジュリアも中指で返す。
18番手は今日カードに入っていなかったSareeeがサプライズ登場し、エルボーのラリーからジュリアが連打を浴びせるが。Sareeeはカサドーラからフットスタンプを連発、ダイビングフットスタンプから裏投げはジュリアが逃れたところで時間切れ引き分けも、ジュリアはSareeeに惜別のビンタを浴びせる。
https://twitter.com/W_UNIVERSE2020/status/1827572364865106223
19番手はビクトリア弓月が登場し、弓月はドロップキックからバックドロップに対して、ジュリアもバックドロップで応戦してグロリアスドライバーを決めたが、弓月が丸め込んで3カウントを奪い、ジュリアは勝った弓月に親指を立ててグーと称える。
20番手にはLLPW-XのNORIが登場。NORIはジュリアに握手からガットショット、ブレーンバスター、ミドルキックを連打と攻めるが。キャッチしたジュリアがキャプチュードで投げ、エルボーのラリーから突進するジュリアにソバット、腕十字を狙ったところで時間切れ引き分けになる。
21番手には練習生の咲村良子、橘渚、心希、山岡聖怜が志願すると、ジュリアはヤダとするが、頭を下げてくる練習生に対して仕方なく対戦、腕を取ってくる咲村にジュリアがグラウンドを仕掛ければ、心希はミドルキックを連打、山岡は逆水車落としからマウントエルボーの応酬で時間切れ引き分けとなり、負傷で加われなかった橘はマイクで「ジュリアさんが日本に戻ってきた時には、私とシングルで闘ってください!」と呼びかけると、ジュリアも対戦を約束、橘は自らのビンタを志願すると、ジュリアがビンタで檄を飛ばす
22番手はジュリアから全員掛けに加わって欲しいと呼びかけられていたアイスリボンの藤本つかさが登場、藤本つかさは24日のアイスリボン後楽園大会を最後に再び休業することになっていたが、「明日、ジュリアをブン殴りに行ってきます!」と返答をしたことで参戦を決意、藤本つかさは厳しい表情のまま入場した。
https://twitter.com/W_UNIVERSE2020/status/1827573188290867400
開始から藤本つかさはジュリアにサッカーボールキックを連打からPKは、キャッチしたジュリアがエルボーからグロリアスドライバーを決めるも、カウント1でキックアウトした藤本つかさは延髄斬りからビーナスシュートを放ち、エルボーのラリーから藤本つかさがビンタで時間切れ引き分けとなった。
終わった後は藤本つかさはジュリアの髪を掴んで睨みつけて退場、ジュリアは一礼して見送った。
最後の相手として林下詩美が登場し、座り込んだジュリアを立たせるとエルボーのラリーから、ジャーマン、トーチャーラックボムに対し、ジュリアはビンタからノーザンライトボムを決めたが、詩美はビンタを放ったところで時間切れ引き分けで全員掛けが終了も、詩美は構わずハイジャックボムで叩きつけた。
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https://twitter.com/DSF_Marigold/status/1827659759430013403
全員掛けを終えたジュリアに、ロッシー小川代表から花束を贈呈されると、詩美を呼び戻し「私、マリーゴールド旗揚げする時、詩美がいて良かったなって思ったんだけど……アンタはもっと気合い入れ直せ。アンタが頑張んなきゃいけない!後輩たちに、かっけぇ背中見せてやれよ。クールにロイヤル美しい?いや、クールじゃなくて、ホットな女になってくれよ!詩美、詩美!頼むよ!頼むよ……!」とマリーゴールドの今後を託してビンタを浴びせれば、詩美も「ジュリア、お前が居なくなったらって、すごい不安な日はすごく多かったけど、そんなんじゃやっぱダメだよな。林下詩美の、熱くてかっこよくてすごいところを、もっともっと、アメリカにいるお前まで見せてやるから。いつかまたリングで会えるその日は、今の林下詩美じゃない。もっと進化した、もっと熱い林下詩美で待ってるから。だからアメリカで、ジュリアも、マリーゴールド、私達を見守っててくれよ。ありがとな!」とビンタでバトンを受け取る。
最後はジュリアがマイクで「ってわけで、今日参戦してる選手?所属選手みんなリング上がってきて。みんなで締めよう今日は。私は、人生で一度経験できるかできないかのこういう団体の旗揚げっていうのに携われて、なにか、力になれたのでしょうか?なれてたらいいなと。それでもだけど、私はマリーゴールドに来て、ここにいる最高の仲間たちに出会えて、本当に良かった人生で、本当に私は、こんなに、こんなに宝物、財産、こんなものを神様が与えてくれて、こんな幸せでいいのでしょうか?プロレスは、ハッピーだなとつくづく思いましたよ。皆本当にありがとうございました。そして、色んなわがままや、認められるようなことじゃない、そんな事もたくさん私はしてきたかも知れないけど、それでもこうやって応援してくれる諸君のおかげで、また新しい夢にチャレンジすることができそうです。私は!何があっても、胸の根っこにあるのは、ニッポン、ニッポンの女子プロレス。なのでどこに行っても、皆と繋がっている、そう思って海の向こうで頑張ってくるんで、今後とも応援よろしくお願いします。今日はほんとにありがとうございました!アリーヴェデルチ、またな!シャイン!フォーエバー!マリーゴールドー!」で締めくくり、選手らも胴上げでジュリアを見送った。
全員掛けの注目はやっぱり藤本つかさで、紫雷美央が「私は、ジュリアとは、試合したい。でも、ロッシー小川の団体に関わりたくない。ジュリアを許す許さないとかではなく、あの団体には出ない」とコメントした通り、ジュリア個人は構わないが、ロッシー小川代表への抵抗感を訴えていたことから、おそらくだが、アイスリボン内部からは反対意見もあったと思う。
藤本つかさはジュリアのプロレス入りさせる際に「野心が高い娘」が来たと、評したようにトップを目指す野心が高いジュリアをアイスリボンに入れたこともあり、全てのケジメを付けるためにマリーゴールドに乗り込んできた、おそらくだが本人の中ではマリーゴールドに上がるのは最初で最後と決めていると思う。
1分間だけだが、いきなり大技を互いに繰り出し、藤本つかさも封印していたビーナスシュートまで出した、そして最後に放ったビンタが藤本つかさなりの5年間積りに積もったものを一発に込めたて出した。
藤本つかさはジュリアを睨みつけた後、無言で退場し、ジュリアは一礼するも、藤本つかさは最後まで何も発せず会場から去っていった。だがジュリアの最後のマイクアピールで「プロレスでハッピー」という言葉を出させたことが、ビンタの一番の成果であり、ジュリアの中ではアイスリボンでデビューしたことは決して黒歴史に出来ない過去であり、自分の中の歴史の一ページであることを感じさせたと思う。
ジュリアが去った後のマリーゴールドは大変だとされているが、ロッシー小川代表はその時に備えて人材を集め、しっかり土台を固め、またジュリアも桜井麻衣を覚醒させたという置き土産を残した。ある意味ジュリアがいた時のマリーゴールドはプロローグで、これから第1章が始まるのかもしれない。
ジュリアはこれから新章へと向かうマリーゴールドをしっかり見届けた上で、自分の野望を成し遂げるために、新しい旅へと向かう。
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