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ゾーニング・レーティングは「不道徳」かどうかではなくて、
・どんな年齢の人に見せても良いか
・どんなタイミングで(つまり相手の同意なしに)見せても良いか

ということに関する社会的・倫理的な枠組みであるべきだと思うんだよね(他にも考慮すべき事柄はあるかもしれないけど)。
「直接的にセクシャルな描写があるよ」とか「暴力的な表現があるよ」とかっていうのは、単に年齢だけではなくて、成人でもそれを見るとなると、時と場合と人を選ぶということなんじゃないのかなあ。

例えば血が苦手な人もいるし、エロエロな表現を見ると「うっ……」と思う人もいる、戦争や災害の生々しい描写でPTSDを起こす人もいる……など。えっちな表現はみんな好きと言う向きもいるかもしれないが、好きだと思う時もあれば、うげーと思う時もある、という人は多いと思う。

なので、インターネット上のサービスはゾーニングやレーティングを実行できるだけの枠組み(ワンクッション機能の実装や、登録年齢に沿ってコンテンツを表示させるなど)を設けるべきだし、それなりに拡充させるべきだ、と私は思うし、サービスの利用者はそれを積極的に利用して然るべきだ、とも思う……。

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