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金原ひとみ「腹を空かせた勇者ども」がとても良かった。
著者が「この世に小説が存在していることを知らないような愛しい陽キャの小説」と言う通り、とても遠いところにいて表面的な会話以上の交流を持ちたいと思えなかったクラスメイトたちも愛しい人たちだったのだろう。あの時に戻っても、今目の前に現れても、仲良くはなれないだろうけれど。共感できなくても理解への一歩にはなるのかもしれない。

kawade.co.jp/sp/isbn/978430903

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