私は本を読むことは大好きで、それがちょっと行き過ぎて少し活字中毒みたいなところがあって、手持ち無沙汰の時などどうでもいいチラシからメニューに至るまで活字追ってないと時間がもたないみたいなこともあり、この間仕事のちょっとした待ち時間、机の上に置いてあった官公庁の電話番号案内みたいなものを手に持って、全く興味もない、ただ電話番号書いてあるものを熱心に読んでいる自分に途中で気がついて自分で呆れたことがあったがそれはそれとして。
議論にもならない意見のぶつけ合いみたいな中で、その人の論拠の元になってると思われる本をあげられて「それ読めばわかるから、読め」と指示される、みたいな光景をネット上でよく見かけるけど、自分の口で内容をかいつまんで説明も出来ない本を他人に薦めるなよと思うわけだが、そもそもとして活字ならなんでもいいって言う俺ですら、そういうふうに言われたものはなかなか読む気にはならないよね。しかもそう言う時は大体そう言ってる本人が自分では読んでいない、誰かの説明の受け売りだったりすることが多いのものだ。
でもこの数年、あまりにわからないことだらけな問題に触れる機会があり仕方ないから読みたくもない本を何冊か手に取ったけど、そこで改めて確信したよね「やっぱり、あんたら、読んでないだろ」ってね😅
少し皮肉を言うと、ついこの間、全く読む気はなかったが、一応何を言っているのか内容を確認する意味で読んでみた本は、薦めている人どころか、書いた本人ですら、自分が何書いてんのかわかってないんじゃないのか?と思われる記述のオンパレードであった。こんなの他人によく薦められるよなと呆れるばかりで、編集者、仕事しろよと思ったが、ガッツリ仕事の結果がこれだったという可能性もあり、なかなかに絶望は深い。