「第二外国語」という言葉をよく見る。第二なのだから第一がなければならないはずなんだけど、皆「第一外国語は英語」「第二外国語はフランス語」みたいに使っているのかな。それとも「第二外国語は英語を習っている(=外国語学習はそれひとつのみ)」なのかな。
英語ではSecond Languageだ。
で、わたしは日本語でも第一言語(最近は母国語とは言わない)と第二言語(=つまり英語人にとっての日本語など)のように使っている。
@gaby 私自身は「第二外国語」を「大学で習う2つ目の外国語」以外の意味で使うひとに出会ったことがなかったので、がびさんが他の方との会話の中で書かれていた話に驚きました。
語学クラスタでは「母国語」という言い方は最近は「母語」に置きかえられているような気がしますが、一般にはあまり浸透はしていないのでしょうね。
@gaby 私も第○外国語より、第○言語のほうがしっくりきます。ただ、そう数えるときはある程度自由に使いこなせる言語に限る気がします。
でも、もし互いの母語がどちらも通じないことがわかっている場合なら、第○外国語という発想が違和感ないかもしれませんし、その場合はたどたどしいものも含むかもしれません。
ところで他の方も仰ってるとおり大学文化では履修した外国語を第一第二と数えますが、履修状況が特殊すぎる私には履修順なのか単位数順なのかできる順なのか、第一が複数ある、履修順なら数えるからちょっと待って、ところでそれって古典語は含む?と、最後まで大困惑でした。1と2で決まっているものだというのは、必要以上に履修しない不真面目な大学生の文化なのだと思います。
@gaby おっしゃる通り、「第一外国語」は必修の英語で、「第二外国語」はフランス語、ドイツ語、スペイン語、などの選択科目ですね。言語習得理論でいうL1, L2とちがって「第二外国語」はL3なのが面倒ですね。
補足しておく。なぜ「母国語」とは言わないか。現代では「母国」つまり自分の国籍のある国の公用語ではない第一言語を話すひとも多いから。言語のボーダーは母国と他国で分かれるものではなくなってきているから。従って第一言語(First language)第二言語(Second language)とするほうが現代の言語体系を表すのにふさわしいと思っている。