毎日の記事
https://mainichi.jp/articles/20230915/k00/00m/040/397000c
マクドナルドで働く90歳女性をポジティブに紹介しています。
ご本人が働きたいと思っているならよいことではと言いたいけれど、「加齢により聴力が落ち、白内障で目は見えにく」い状態のお年寄りが働くことを賞賛するべきなのでしょうか。
日経のこの記事
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA138YE0T10C23A9000000/
も、高齢者を労働者として当てにすることに積極的です。
働くことが好きで意欲的なお年寄りが多いかのような前提でそのための環境を整備するべきみたいな書き方がされているけど、もし年金だけで生活できるならば働く選択はしないという人が多いと思います。
総務省の発表では「総人口に占める高齢者人口の割合は29.1%と過去最高」
https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1380.html
だそうです。
人口のほぼ三分の一が高齢者。
今後、不足する労働力は
今まで「取りこぼしていた」層を労働人口としてカウントすることでなんとかするしかないと国は考えているのだと思います。
先ほどの「働く女性の健康問題」を「月経痛などに伴う効率低下で年間約3628億円の経済的損失が発生」と厚労省が捉えていた記事にも繋がるのではないでしょうか。
https://nordot.app/1076473325090406508?c=39550187727945729
娘と孫と働く76歳のマック店員
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6520523?source=rss
BT
こういう素直で勤勉な女性三世代を同じ職場で低賃金労働させている事実を、
なんとなくほっこりする素敵ニュース風に伝えているの、怖いです。
こうやって、女性三世代のほほえましい写真を見せられると、素敵だなと思いますし、なんとなく和んでしまいますが、
軽い障害があっても、
既婚女性でも、高齢でも
働けますよ、という
マクドナルドのイメージアップ戦略なのだと思います。
昨年9月にも、「マクドナルドで働く90歳の女性」をポジティブに紹介する記事がでましたが、
あくまでも低賃金労働に
なるべく多くの人間を従事させたいのだというマクドナルド及び産業界の強い意向をどうしても感じてしまいます。
QT: https://fedibird.com/@YahooNewsBot/113531993023412936 [参照]