『ヴァチカンのエクソシスト』一点だけ明確に批判されるべき部分(ネタバレ)
とりついてる悪魔の正体を調べていく過程で、かつて行われた異端審問は神父にとりついた悪魔の仕業だった!という展開があって、そこは完全にダメだと思った。人間の醜さを悪魔のせいにすんなや。
神父による性虐待とヴァチカンによる隠蔽もちゃんと扱っている作品なだけに、そこは本当に残念だった。
異端審問の要素を入れるなら「かつて神父が悪魔より醜い時代があった…しかし今、我々の信仰はもっと強い」な感じでかつて教会が迫害した存在を受け入れる方がずっとよいと思う。つまり、やっぱクィアなエクソシストが必要ですね!?