BT 題名も内容紹介もセンセーショナルに恐怖をあおる感じで、排外主義本にそっくりだった。
原副題も“ブームに娘たちが誘惑される”という意味だし、日本語の内容紹介文のしめくくりが「母たちからの愛の手紙」だ。
たぶん子供とくに娘の主体性を認めず、“親からもらった大事な体”を信仰する人たちに歓迎されるだろう。
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※未読書に文句を言っています
当該書籍を監修している精神科医、発達障害が専門で、いわゆるジェンダークリニックで性別不合を診断している人ではない。著書に『女子の発達障害』もある（私は未読）。
性別違和が発達障害や、躁や衝動性にひもづけて病理化されるのではないかと私も反射的に不安を抱いた。医師本人がやらなくても、その読者やシンパ、なんなら当事者がそう理解する可能性もある。
