日和見な企業への不信2/2(愉快な話ではない)
そのプレスリリースは誰向けで、一体なぜそんなあいまいになっているのか? 疑問です。
ウエルシアはガン患者になった従業員の意見を採用して8割の店舗にオストメイトがあるし、店舗へのAED設置を進めているそうです。
また、LGBT当事者個人および団体の意見を取り入れた接客ハンドブックを作り“「男性受け」「女性受け」 「異性愛かつパートナーがいる」 「恋愛して当然」といった思い込みに左右されず、 スキンケアといった美容関連商品、医薬品の選定など広くその顧客のニーズに合った声掛けをする事例を紹介”しています。
制服は性別にかかわらず共通化され、同性パートナーシップにも結婚と同じ福利厚生が与えられているそうです。
引用元:ウエルシア/「O-GUARD新宿店」多様性配慮した接客推進、全国へ展開
2023年05月15日
https://www.ryutsuu.biz/report/p051517.html
しかし一方で、2021年のリリースには、LGBT研修を受けた希望者には、名札に貼るための「ally(アライ)」と書いたシールを渡すと書かれていて、じゃあアライ(支援者)じゃなくて当事者だったらどうすればいいんですか?というありがちな問題が。
( https://www.welcia.co.jp/ja/news/topics_210730/main/0/link/topics 210730 diversity.pdf )
「服装規定ゆるめときました!」で済む話なのに、上からは大きくアピールするように言われ、客からはクレームを受けないように配慮したらこうなったのだろうか。日和見にさせる圧力がはたらいてしまう社会よ……と考えていました。