週末マブと「映画版薔薇の名前絶叫鑑賞会」をやった。本編プラス特典映像(エーコインタビュー付き製作ドキュメンタリー、アノー監督フォトグラフジャーニー)を全部見た。とりあえず、うちらの好きな中世のイメージ3K(暗い汚い臭い)が再現されている時点でアノーに満点あげたくなったけど、フォトジャーニーで撮影当時15歳のクリスチャン・スレイターに脚本の内容を知らせずいきなり全裸セックスシーンをやらせたと語るのを聞いてマイナス7287661508684466点。
アドソのあの恐怖とも取れる驚愕の表情は、スレイター自身のものだったと知って「インティマシー・コーディネーター!!!!!!」と2人で絶叫。「当時はそれが横行してて〜」とかそういうクソみたいな言い訳許されないでしょくらいの表情だったんだよ?!細部へのこだわりは喝采に値するも、映画をどう評価すればいいのか。できない。
イイ顔の俳優(全員トンスラさいこう)(キャスティングディレクター万歳)も、陰影(無声映画時代から活躍してる昔気質の撮影監督万歳)も、美術(美術監督万歳)も、すべてを可能にしたたくさんのスタッフたちもありがとうな気持ちになる映画だっただけに、アノーこの野郎バカヤロウ!

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ちなみに現場にはスレイターの母親も付き添っていたそうで… 当時許される限りの表現で「やめてください」って言ってたんだなって笑いながら語るアノーの思い出話聞いてた。アノーこの野郎!

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