「あの水を海に流すのをやめろ」という主旨の意見を記した札を掲げて、山口駅前の商店街にしばし立って来ました。これで五回目かな。例によって Audon の配信にてお付き合いを頂きました。ありがとうございました。

もともとのつもりを30分ほど遅らせて、まずは自民党山口県連の事務所が入っている自治会館前へ行ってみました。建物は大きくきれいで前の歩道も広く街路樹の日陰もあり、札を掲げて立つにはうってつけの様子でしたがあいにく日曜にて人影がほとんどなく、まあそうか、とていつもの商店街へ向かいました。

商店街のアーケードは、先週はカレー祭りとかで混んでいましたが今日はすかすか。1分に10〜20人くらいの人通りか。いつものようにほとんどの方が自分に気づかず、あとは一瞥を下さる方が少し。

意見の札は二枚あって、先述のものを片手に、それと「あなたの意見が聞きたいです」という主旨のものをいま一方の手に掲げていましたがそれが効いたものか、40分ほど経った頃これをじっと読んでいた一人の小父さんが声をかけて下さいました。申し訳ないことにその時ちょうどAudonの配信にご参加下さった方とお話をしていてよく聞こえず、なんでしょうか、と聞き直すと、小父さんは「あんた中国の手先か」と言っているのでした。（続）

自分は驚いて「私は中国の手先ではなく、自分ひとりでこれをやろうと決めてここに居ます」と返答すると、小父さんはそれから10分くらいに渡ってあの水がいかに安全か、IAEAのお墨付きもあるし諸外国にいかに理解され褒められているかというようなご意見を、熱心にお話し下さいました。

自分はその、何て言うか小父さんの最初の一言を聞いたところで、自分が何故、何を思ってここに立っているのかをかれに説明する気を完全に失ってしまって小父さんがご意見を下さる間もほとんどまともな返答をできずにいました。

それから小父さんはご意見を終えると「あんたは一人でやっててえらいとは思うし、"汚染水"じゃなくて "「処理水」"と書くだけまともじゃないかと思ったが、自分のしていることの説明もできずにやるとは無責任だ。もっと勉強しなさい」と言って立ち去ろうとしました。

自分は思わず小父さんを呼び止めて「私がこういう主張をしているから、中国の手先だと思ったのですか。あなたは人を舐めすぎですね。何で道で初めて会ったような人をそこまで馬鹿にできるのですか」と問いました。小父さんは少し焦って「舐めてもないし馬鹿にもしていない」と言いました。（続）

それから小父さんは目をそらして「いやあんたは、あいつらの仲間だろうと思って」と言いました。

「あいつら」というのには説明が要ります。ここが今日の状況をいたずらに複雑にしている今日この場所特有の事情なのですが、たまたま自分の辻立ちと、「やまときゅう」という団体のデモ行進が重なっていて、小父さんは彼らのことをついせん苦々しく見送ったもののようでした。（続）

だと言って、だから何だよってことではありますが。

何を語っているんだっけおれは。

意見を示しながら町に立つと、こういうこともありました。というのを共有しておきたかったのですね、ひとまずは。なんなんですかねあれ。

「あんた中国の手先か」のような反応は、自分と同じように町に立たれる方はきっと予想されていることと思います。自分もそうでした。で実物に会ってみたらものすごくくたびれました。

ちょっと疲れてぐだぐだしてきたので続きのちほど。

あんだもかんだもねんだ、ごしゃげでんだっけおら。ったぐよ！

@Shinh_Y 「共産党か？」と確認されたことはありますね。あと、「(汚染水じゃなくて)処理水ですよ」の人もいたけど通りすがりに言い捨てて行かはっただけやったんですけど、放出反対なんて科学的ではない、と長々と説明してくれる人は鬱陶しかったです。

@creoque

・「共産党か？」
・「(汚染水じゃなくて)処理水ですよ」
・長々と説明

全てを兼ね備えたお方でした。ははは腹立つ。ねー。