Heritage Foundationのヤバさがようやく周知されてきたけど、影響力のある勤勉で有能な極右団体は他にもまだまだあるんだよなぁ。Federalist Societyあたりのヤバさももっと知られるべきだと思う。

日本も右は存在感ある団体がいくつもあるけど、左派は影が薄いというか、野党側のシンクタンクとか、しっかりしたの作った方が良いと思う。

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2000年代みたいに、連合トップが政権交代を後押ししていたような状態が続いていれば、連合総研がシンクタンクの役割を果たすようになれたと思います。でも、安倍自民党の締め付けがキツくなってから、やはり企業組合の連合体である弱みで、完全に保守化してしまいました。もう連合は政権交代を支援するような団体じゃいですから、連合総研も期待できません。「右」に立案能力があったかというより、右は与党と繋がっていたので、自分らに都合の良いことを政策化して貰えただけ。自民党は基本的に官僚に発注、官僚が、既得権益と自民党内意向と自分らの都合で政策立案しているだけ。

官僚任せで持ちつ持たれつでやってきたのは仰る通りだと思います。

ただ、最近防衛研や右派シンクタンクの研究員が積極的にテレビに出ていたり、極右政治家の息のかかった団体があちこちで動いている中で、左派の動きが見えなてこないのは気になります。。。

保守派はメディアを脅し懐柔、極右や怪しげな団体票に頼って権力の座を守っているので、左派が出て来ないのは当たり前。自民党政権批判=左派として、TVジャーナリストや番組担当者がパージされたんですから。民主党がいよいよ政権を取れそうだとなってから自民党は手段を選ばずサボタージュしようとしました。2009政権交代後、余計にひどくなり、安倍政権誕生後は、メディアと官僚への締めつけが強化。左派と見做される学者はメディアにスルーされるし、政府からもマークされています。昔の自民党政権にあった余裕が全くなくなりました。


安倍のメディア弾圧や官僚人事への介入については、私も散々批判してきましたが、本当にこの国を腐らせたと思います。

ただ、左派がメディアに出てこないだけではなく、やはり野党側のビジョンが見えてこないですし、現状認識や先読み能力、政策提言や選挙戦略、どれをとってもあまりにも頼りないので、内輪でどうにもできないのなら、外部の力を借りてでももう少しちゃんと練ったほうが良いような気がしてしまいます。

仰るとおり、メディア環境的には非常に不利であるからこそ、与党よりも発信力がなければ対抗できないのに、そのことを助言するブレーンすらいないのではないかと心配になります。

また、政治に限らず、明確なビジョンやストーリーがなければ共感を得ることは難しいですし、グランドプランがなければ実行に移すことも難しいですが、どちらもも日本の野党には欠けているものだと思います。そこはやはりシンクタンク的なものの力を借りていかないと、難しいのではないかと。

逆に言えば、今の極右はシンクタンクやブレーンがそこをしっかり担っているからこそ、安倍やトランプのような空っぽの神輿を担いで、とんでもない政策を着々と実現してきたのだと思っています。

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