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今日社労士?に電話して障害年金について尋ねたら、「20〜24歳(初診の年)の間に年金免除を申請するか、年金を2/3以上払っていないと申請すらできないですよ」という旨のことを言われて非常にショックを受けた。
手取り14-15万しかないのに最初の時点で弾かれるというのは勿論だけど、あまりにも複雑かつかなり入念に調べないと分からない条件を課しているから。
これのまずい所はまず、自分みたいに成人してから障害が分かった人は初診の時点では年金の免除ができること自体知らない人が大部分だろうし、働けていない人が多いから「年金の2/3」も満たせていない人が多いだろう。そもそも複雑過ぎるうえに全然知られていない、(恐らく意図的に)知らされていないというのがある。特に発達・精神当事者は特性や経済状況から情報にアクセスすることから難しい場合が多いので最初から排除されているようなもの。
これ、下手したら障害年金は申請すらできず、生活保護も却下されて、働けもしない状況なのに経済面で"公"に全く頼れないという状況すら生みかねない。本当に酷い。

怖いのが、そうやって排除された人が、福祉にアクセスできた人を恨むようになる可能性があること。悪いのはこういう制度を恐らく意図的に作り維持している行政や政治、社会だけど、当事者同士で歪み合わせて上に不満が向かないようにするためこういう仕組み・制度のままにしているんじゃないかと思える時がある。分断工作って権力者による統治の基本だからね。

例えば「最低賃金よりも生活保護費のほうが高い」というのはどう考えても悪いのは賃金を上げない企業であったりそれを容認している社会・政治なのだけど、余裕がなくなった人にそれを言ってもなかなか伝わらないと思う。「目の前」の人間に怒りが向いてしまうのだよな。だからそういうこぼれ落ちた人をどう福祉等に繋げていくか考えないともっと事態は酷くなる。

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