日本のSF関係者らが中国の成都を訪問している様子がちらほらと伝わってくる。ワールドコン(世界SF大会)参加のためだ。
中国政府はこのイベントをソフトパワーによる国威発揚の場と捉えている。わざわざイベント会場として施設を建造。人民網に施設の写真が載っている。気合いの入り方が伝わってくる。
http://j.people.com.cn/n3/2023/0818/c94475-20060299.html
「三体」の著者、劉慈欣がヒューゴー賞(ワールドコン参加者の投票による賞で、SF界では最も有名な賞)を受賞したことで中国政府は喜んだ。その後の中国SFは、国際的な評価が高まっている。
参考記事
https://digital.asahi.com/articles/ASRBF6HSWRBDUHBI02Q.html
日本でワールドコンを開催した時は、単なるオタクのイベント扱いだったような気がする。中国のイケイケぶりはまぶしい。