税金を払ったり経済に貢献したりする”役に立つ外国人”という言葉のグロテスクさをどうやったら”普通の日本人”も理解できるもんかな、と考えていたのですが。

わかりやすい言葉としては、”役に立つ日本人”かなと。

役に立つ、ということは役に立たない、という概念の対比なわけで。
つまりは”役に立たない日本人”、というとてつもないグロテスクな存在を生んでしまうわけですよ。
その対象がグロテスクというわけではなく、役に立つ、役に立たないという考えそのものがグロテスクで野蛮で幼稚なのです。
ともすれば第二次世界大戦以前の優生学に直結する考えだからです。
みなさん大好きなナチスが代表例ですが、大日本帝国もやってました。
ってか忘れてた、1996年までハンセン病患者などの人々に対して優生保護法のもと不妊手術などをやってましたね。
現行の日本で。

だから、というか、”普通の日本人”の間では”役に立たない”人間、はいなくなればいい、というアイデアも「大っぴらには言わないけれど皆さん同じようにお考えでしょうエヘヘ」みたいな共通認識はあるのかもしれませんね。
だからこそ”役に立つ”、”役に立たない”外国人、などという言葉をつかえてしまうのではないかな、と。

意識を変えるとすればもっと根本からですね。 [参照]

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