「『ほがらか人生相談』にも、モラハラ夫に苦しめられているという妻の悲鳴のような相談がきます。言葉で存在を否定され、罵られ、追い詰められて、充分な金銭も与えられてないという相談です。
そういう夫は、外面がよく、近所では評判の「旦那さん」だったりします。逆にモラハラに苦しめられている妻は、不安定で近所の評判が芳しくないことも多いのです」
これ、妹の件でもまったく同じだった。日常的に暴言にさらされている人は身心が不安定になる。それを傍から見たら「彼女も性格的にちょっと」ということになる。不安定になるには原因があるけど、それが世帯主なら他人にはなかなか見えない。見ようとしない。DV 被害者は被害自体の被害だけでなく、その被害を他者に向けて明らかにしなければならないという負荷も負ってる。あらゆる差別にいえることだけど、ほんと理不尽。
https://dot.asahi.com/articles/-/218699?page=1
毎年恒例のとこに今年もツバメが来てる
#読書 岡野八代著『ケアの倫理―フェミニズムの政治思想』岩波新書(2024)読了。面白かった!
実を言うと買ったのは岩波新書のフェア目当てだったのだが、読んで本当に良かった。私には少々難しかったし、馴染みのない…どころか、「ケアの倫理」という言葉を今回初めて聞いたくらいだったので、ふわっとした理解ではあるのだけれど、視野を力ずくで広げられたような感覚。自分の考え方も見直させられるし、政治や社会に(改めて)腹も立ってくるけど、私はこういう、新たに世界の見え方を増やしてくれる本が好きだ。
昨日顔をうずめたタオルの匂いが、もう20年以上も前に亡くなった「祖母の家の匂い」だった。嗅覚の記憶ってすごいな
かとうゆたか。興味関心→日本史、ジェンダー史、名前(人名)の歴史|漫画と油絵とHR/HMが好き|they/them|戦争反対