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Twitterで回ってきた2016年のテキストだけど、いま読むとなんだかとてもよく分かる気がする。

» トランプ批判のマイケル・ムーアはリベラルか? | The Eyes of a Cloud cloudseye.wordpress.com/2016/1

たいした痛みも知らないからノーテンキなこと言えてるだけじゃねえの、または、たいした痛みも知らない人間がノーテンキなこと言ってていいのかな、という気にはなる つねに


はい、「旗」とかスローガンって、どんなに正しくても簡単に断絶のタネになってしまいますよね。「断絶しないようにしよう」って言葉も、いままさに誰かに命を狙われている人に、その敵と断絶するなと言うのは無茶なわけで、これを「正義だ」って振りかざしてしまったら誰かを踏んでしまいます。

「分割して統治せよ」を裏返せば、「分割されないし、統治されない」

「統治されない」は、権力を与えているのは市民の側だということを忘れずに、主体的に政治参加して監視を怠らない、みたいなことだろうか。抵抗すべきは、自由と権利を奪いに来る「権力」ですよね。おっしゃるように、エスタブリッシュメントとも言ってもいいのかも。
すごくシンプルですけど、『 ’分割して統治せよ’ に抵抗する』って考えると、何と戦うべきか見誤りにくくていいなと思っています。

今晩はこれを見るつもり。

» 1000番地 土地と人間に関するリポート - ETV特集 - NHK
(再)11月7日(木) 午前0:00〜午前1:00
nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/

札幌中心部、絶好の立地に810坪の真四角の土地がある。明治時代に屯田兵が開墾し、「1000番地」と名づけられた土地。築98年の長屋が駐車場の中にポツンと建つ。居酒屋などが入り、長年、酔客を迎え入れてきた。ただ不動産業界では“眠った土地”として有名だった。4月、再開発のため、更地となった。150年前は原生林だった土地。そこから始まった人間たちの数奇な運命。土地をめぐる「有限であり無限な価値」の物語。


そうですね。分断されているのか、自ら分断していこうとしてるのか分からない感じすらしますが。。

「頭脳的かつ戦略的に分断を拒絶する」ためには何が必要なんですかねえ。。「旗」なのか共感なのかメッセージなのか「場」なのか、(一時的でいいから)リーダーなのか、もっとぜんぜん違うものなのか。何かよく分からない不安を抱えている人も、ちょっと潔癖で意見が曲げられない人も、ゆるやかに包含していけるもの。綺麗ごともしたたかさもどっちも必要で。難しいですね。。

昨日 近所でどんぐり拾ってポケットに入れて、そのまま職場に持ってきちゃった

はい。アメリカみたいな状況にならないためには、「断絶しない」という目標で繋がっていくしかないのかなあと思いました。

どんなに「正しい」こと言ってても、意見が異なる人と完全に断絶しても構わないと思っているような物言いをする人と手をつなぐのはちょっと怖い。逆に、どんなに意見が違ってても相手を叩き潰してしまおうとしない人なら話ができるし尊重しあえる。

番組の中でも、民主党と共和党の支持者の方が話し合っていくうちに、「お互いを尊重し合おうという穏健派のグループ」を作ろうという意見に至っていました。まったく簡単じゃないでしょうし、綺麗ごとみたいだけど、悪意を持って断絶させて得をする人たちが居る以上、そうして抵抗するしかないのだと思います。

多くのアメリカ国民が、選挙の後に何が起きるかとても不安に思っている、というような状況はとても悲しいし、反面教師としていかなければいけないと思います。

昨晩のNスペ、アメリカ大統領選がテーマだったんですが、断絶を乗り越えようとしている市井の人たちの話で、印象に残るフレーズがいくつかありました。

「妥協する人を弱い人だとみなしてしまい、大統領や議員にはふさわしくないとされてしまう」というのも、右派左派どっちもやってしまいがちだし、エスカレートするとすごく危険ですね。

「わたし自身にすぐにできることは、攻撃的にならずに人と対話することです」と言っている学生さんがいて、本当にそれしかないなと思いました。

なんというか、物事を良い方向に動かそうとする気持ちはとても大事だけど、その過程で意見の異なる人と断絶しないようにするということがそれ以上に大事な気がしました。手のつけようのない断絶になってしまわないように。アメリカの状況を見ていると、そんなふうに感じます。

そうですね、自民党か〇〇党か、という問いを立てていても、永久に、正しい?より良い?答えは出てこないですね。100%、未来永劫、自分の意見と一致して自分の思ったように政治活動してくれる集団なんてありえないですし。
『夫婦別姓』に賛成か反対か、『憲法改正』に賛成か反対か、もそう。

右派だけでなく、案外 左派からも「どっちの味方だよ?」って迫られることがある気がします。。
誤った二項対立にうかうか乗せられちゃったり、自分の考える「正義」に賛同するよう他人に迫ったり、「〇〇はダメ」って簡単に他人の意見や集団そのものを断じたりしない、という態度でいたいなあと思います。


「アメリカ」はあんまり良い例ではないような…(笑えないですが…)
「自民党に任せておけば安心」神話はちょっと壊れたかなと思いますが、「アメリカは味方、アメリカは自由主義の守護者」と思ってる人のほうがやっぱりいまだ大半なのでは。。こういうことを既成事実化してしまって、問い直すことをやめてしまうのも、わりとこの国の風潮として強い気がします。

そうですね、「どっちが正義か」は間違いの元だと思います。
「どっちが正しいのか? どっちにも痛みも言い分もあるのに?」とすごく悩んでしまっていたときは、外部的に「争点」みたいなものを与えられてしまっていたので、あれはTwitterのせいだなあと思っています。。気を付けていないとすぐに、誤った二項対立の踏み絵を踏まされそうになるの、SNSのすごく怖いところだと思います。

» 自民党大敗の裏で起きていた変化 高市早苗氏の街頭演説で掲げられた横断幕『軍拡よりも生活』に支持者は…【ヤジ排除裁判のその後】 | TBS NEWS DIG
newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1

”街頭演説は、政治家の話を聴衆が一方的に黙って聞く場ではない。「あなたの政策に反対の人間もいる」と声を上げ、政治家に伝えられる貴重な場でもある。そして開かれた自由な場だからこそ、さまざまな考えの市民が集う。自分と異なる考えを持つ人と出会い、多様な意見の存在を知る。そして対話が生まれる。変化が起きる。調和が成立する。それが民主主義のダイナミズムといえる。”

”奪われそうになった権利を取り戻した若者がいる。その権利を守ろうと行動する人たちがいる。どうか分かってほしい。私たちが空気や水のように当たり前のように享受している権利は、誰かが戦った結果であることを。たとえヤジを迷惑だと思っている人にも、その権利の光は注がれることを。”


わたしみたいなのは、「どっちが正義か分からないから、判断を留保して永久に中立でいる無責任な人」だと思われるのですかね。。それも否めないなあと思う部分もあります。

「いじめはダメ」とか「差別はダメ」だとか、揺るがせてはいけない部分はしっかり胸に抱きつつ、「構造を批判して当事者を責めない」とか、「行為を批判して、それを行っている集団の中にいる弱い人(中で抗っている人や、やむをえない事情でその集団にいる人)の存在を見落とさない」とか、「一度間違った人から人権まで奪わない」とか、できるかぎり踏んでしまう人を少なくする話しかたをしたいと思いますが、ほんとーーに難しいです。。

もう25年も前だけど、祖父は熱中症で亡くなった。あのころはまだ日射病とか言われてて、家の中にいてもかかるなんて家族の誰も思ってなかった。弱い人は暑さで簡単に死んでしまう。

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» 地球温暖化で「居住不可能な地域」が増加、健康や農業への悪影響が顕在化 | Forbes JAPAN forbesjapan.com/articles/detai

「大都市ではほぼ耐え難い気温にさらされることが極端に増えており、何百万人もの人々がエアコンを利用できない」
「人間は自然を破壊し、道路をコンクリートで覆い、鉄とガラスで高層ビルを建て、都市部で気温が高くなるヒートアイランド現象を生み出してきた」
「こうした行為が周囲に及ぼす影響は不均一で、脆弱な人々はより大きなリスクにさらされる」
「都市には、最もリスクの高い人々を保護するために行動を喚起できる、暑さ対策の責任者が必要だ。加えて、CO2排出量の削減を含め、大規模な暑さ対策を講じる必要がある」

ここしばらく、初めてお聞きするようなことをたくさん書いてらっしゃったので、なにか「意図」がおありなのかな、と思っていました。
知らなかったとはいえ、何げない会話のつもりが思い切り踏んでしまってたなと、幾つも思い当たります。

無駄だったってお感じになることが多いのも想像に難くないです。わたしの立場で何か言うのも本当に空々しいですが、感じるところがある方もいらっしゃるはずですし、蒔いた種がすぐ芽を出すわけじゃないことは、Sethさんが一番よくご存じのことと思います。

わたしは、揺らぎの幅をとっているつもりでもそこからはみだす事例にぶち当たってああ偏ってたと反省することばかりだし、「分かった!」と思った瞬間に間違い始めてるのではないかという感覚があります。

「正義に依存している」とある方が書いてらっしゃいました。
わたしは、「自分は間違わない、常に正しい方に居る、どちらが ”正義” か分かってる」という心理が分からない。「思い込んでる」のか「思い込みたい」のか、「分かってると思わなければ立っていられない」のか。本意は別のところにあるのか?

わたしが自分と感覚の違う人たちを「そういうひとたち」といって悪魔化してしまったら二の舞なので、どうにか理解したいなと思っています。


「体格の良い中高年男性」は、権威や家父長制の記号になりこそすれ、配慮が必要であるとは 誰も思ってはくれず、でも「エラそうなおっさん」としての批判的な視線だけは受け続けるわけで、本当に「納得いかない」でしょうね。。わたしには想像もつかないです。。

マストドンに来てから、「リベラルにも踏まれまくっているので」というようなことをbioに書いてらっしゃる方を何人かお見かけしていて、どういうご経験なのか、わたしはどういうことに気を付けたらいいのだろうかとずっと気になっていました。おそらくSethさんと同じようなご経験をされている方なのだろうと拝察します。

「相手の痛みがわかってると勘違いして偉そうにわかったつもりにな」った言動が、誰かの絶望をさらに深めてしまうこと、どれだけの重みか今のわたしには測り知れないですが、肝に銘じます。


社会がなんとかしてあげるために、「構造」を変えるために、声を上げることも必要ですね。それとは別に、普段の自分の言動、軽々しく集団を括った「大きい主語」で語らないとか、相手の立場や痛みを想像してみるとか、頭ごなしに断定しないでゆっくり話を聞いてみるとか、自分の価値観を押し付けないとか、そういう「対人コミュニケーションにおける態度」で在ることがすごく大事なんじゃないかなと思います。

マストドンへ来てしばらく経って、なんだかここは家長が怒鳴り散らしてる茶の間みたいだなと思って、すっかり書き込むのをやめてしまっていました。自分から何も喋らなければ誰も踏まないし、怒鳴りこまれることもなくて安全だし。でも、目の前で起きていることに何もしないで放っておくことは、誰かを追い詰めたり、ゆっくりと社会を悪い方向に進ませたりすることに加担しているんだな、と思うようになりました。


以前にもここで、『弱者男性』=女性が差別抑圧され男性が極めて優位な社会において、病気や貧困や障害などによる「弱い立場」におかれた男性 の話をしたことがありましたよね。「強い」側であるはずの集団のなかにいる「強くない人」の境遇や苦しさについて。

「"弱者男性" など居ない」って言って透明化したり、どこまでも「自己責任」を押し付けていっても、本当に誰も救われない。
universeodon.com/@sethgodman/1

わたしがSNSで何か書くようになったのはたかだかここ数年くらいのものですが、たしかに世界は広がったし、いろんなことを知ったり教わったりしました。自分がいかに恵まれているかも、いかに抑圧されてきたかも分かった。
一方で、不安や恐怖や敵対意識をわざと煽ってくる力に足を掬われそうになったこともあります。そういうとき「リベラル」は意地悪だったし、右派には共感があった。

「あなたの苦しみを軽んじませんよ」というのがとても大事なメッセージだと思うのですが、それを言ってくれるのが「リベラル」ではなく、むしろ右派であることが多い気がしています。 [参照]

» 片目では障害と認定されず…『片目失明者』が抱える悩みと金銭的負担 義眼を「美容目的」とされる場合も |東海テレビ
tokai-tv.com/yourscoop/archive

“片目だけが見えない「片目失明者」は、身体障害者に認定されないため、検診費用は健常者と負担が同じです。
見た目で差別を感じている人もいて、「義眼」を作ろうとすれば約12万円がかかりますが、眼球が残っている場合は「美容目的」とされ、自己負担です。
片目を失明した人は生活の苦労や差別をなくしたり、軽減するために、障害者認定による支援を求めています。”

» 境界知能 子どもの進路・就職どうすれば? 東京・町田 “療育手帳”の取得に壁が… | NHK | 首都圏情報ネタドリ!
nhk.or.jp/shutoken/articles/10

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