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あのインタビューはいろいろ考えさせられました。
本当に次もう一度やったらいい法務大臣になるんじゃないかと思ってしまうくらい、とか言うとほうぼうで怒られるんでしょうが、ああいう感情の変化のようなものは、本当に「体験してみなければ絶対に分からないもの」だと思うし、それを知って言語化できる人が「刑罰のありかた」について発言するのは良いことだと思います。

誰かに決められる(決めてもらう)ことに慣れてしまうのは、本当に楽なんですよね。気に入らないときはちまちま文句を言うけれど、どうせ変わらないし無力だしって、考え 悩み 戦うことをしないで諦めちゃったほうが、エネルギーを消費しない。なんでも人のせいにしていられますからね。

「自由にしていいよ」と言われても、周りをキョロキョロしてけっきょく多数派と同じ選択をしようとしてしまうくらいには、押し付けられることに慣れすぎている。
みんなと一緒が安心だし、ほんとに「自由に」主張できる人を、異質な、和を乱すものとして排除してしまう。
押し付けられることに慣れているので、誰かに押し付けることにも抵抗がない。
自由や権利を主張しよう、と言っている人たちですら。

根深いですねえ。。

いま比例代表の政見放送見てるんだけど、なんで字幕がないの? 当然リアルタイム字幕は出せるものだと思ってた。。なんでこんなことに? 「衆院比例スタジオ録画方式」は、制度上 字幕が付けられないって、そんなのどう考えても制度のほうが間違ってるやろ。

x.com/syuwakoi/status/14522424

自民党が言うところの「地方創生」とかも、どうしても上から恵んでやってる感があり(それならまだマシで、単なるお友達への利益誘導にもなりかねないですが、この国。。)、根っこから思想が違うよなと思ってしまいます。
「夫婦別姓」も同じですよね。そもそも、市民が持ってる権利を「保証する」のが仕事であって、与えてやるのも制限するのもおかしな話ですよね。。

» バス廃止・減便にタクシー不足...ライドシェア解禁から公共交通の未来を考える - NHK クローズアップ現代 全記録
nhk.or.jp/gendai/articles/4874

”自家用車の普及が進み、路面電車やバスが相次いで廃止。公共交通が不便になった農村部から人口が流出しました。そこでフランスは、国民の移動の自由を守る交通権を法律で定めました。”


あと、「既存の枠から出られない、慣れてしまっている」という点でわたしが自覚するのは、「権利は主張していい」という考えかたが芯から身についていないことです。

最近はなにかと危なっかしいNHKのクロ現ですが、なかなか良いなと思った回がありまして、地方の公共交通の衰退の話でした。ボランティアの自家用車を使ったライドシェアなんかの話のあと、同じようなサービスをフランスでも行っていると。1960年代ごろから車の普及によって公共交通が衰退してしまい、そこで定められたのが「交通権」、人が移動する権利を公が保証するという考え方できちんとサービスが設計されているよ、という話でした。それと、日本でも交通基本法策定のときに移動権が議論されたけど「時期尚早」とされた話や、滋賀県が検討してる「交通税」の話など。

わたしも地方出身ですが、こういうところで、発想が「田舎には人がいないんだからバスもタクシーもなくなってもしょうがないよね…」とか、民間企業への「お願い」ベースみたいなことになりがちで、「移動の権利は保障されて当然である」と とっさに思えない。あ、これ、要求していいんだ、って思ってしまう。
こういうのも慣れと訓練が必要だなあと思っています。

» 大量のアスベストで、イスラエルは今後何十年もガザの人々を殺し続ける | クーリエ・ジャポン courrier.jp/news/archives/3799

”英国のアスベスト法の策定に関わったアスベストの専門家ロジャー・ウィリーは中東メディア「アルジャジーラ」に対し、現在の状況はガザ地区の住民にとって「死刑宣告」だと述べる。ガザ地区の空気中のアスベスト濃度は非常に高く、住民が今後、中皮腫などに苦しめられることは間違いないという。

その影響は長期的なものだ。2001年9月11日の世界貿易センタービル崩壊でも、現場にいた人や救急隊員などが高濃度のアスベストに曝露した。9.11当日に亡くなったのは2974人なのに対し、20年以上が経過した現在までにアスベスト関連疾患で亡くなったのは4343人にのぼる。”

メディア側がわざと横柄な態度に見えるように映す/切り取るってこともあるからな。。何事も、脊椎反射で反応しちゃうのは間違いの元だよね。。

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録画したまま まだ見ていない先日のNスペ、なにやら ある大学教授の方がすごい大股開きで出ていらっしゃったのですね。
わたし、個人的にあれがとても苦手で、隣の席ならこっちが小さくならなきゃなんないし、そうでなかったとしても、なんだろ、何をそんなに誇示しているわけ? と思って引いちゃうんだよね。。けどどうも、ご本人がブログで反省しているらしい。ヘルニアで、あのようにしか座れなかった、自分でも映像を見て酷い座り方だと思ったし、正直落ち込んでいると。ネットで「大股さん」などと揶揄されているらしい。

そうよね、苦手は苦手だし、めっちゃ偉そうな/態度悪そうなのは嫌ではあるけど、こちらには見えない事情があってそうなってる、または、ただ本人が気づいてないだけ、みたいなことは当然あって、頭ごなしに「なにあれ、ひっどいな」って決めつけるのはダメだよね。

まだ見てないけど、見たらきっとそういう反応してたと思うので、先に反省しておく。。ごめんなさいね。。


言葉を選択する、名付ける側に、ものすごく権力が偏りますね。
選挙が始まると、どこの政党も大抵「今回は○○解散、○○選挙です」って名付けますよね、政権選択選挙とか、郵政選挙とか。今回石破さんは「地方創生解散」でしたっけ。さすがに取ってつけたようで苦しいな。。
国民総背番号制とマイナンバー、戦車を特車と呼んだり、退却、敗退を転進といったり、PKOの訳語は「活動」でよいのか、とか。相手の使う言葉をそのまま無批判に受け入れてしまうと、その時点で相手の土俵にのせられてしまうので、権力側が名付けたものや使う言葉はまず疑ってかからなければいけないなと思います。

尊厳死 

そういう「尊厳死」のことも分かってる、今はそのことについては触れなかっただけだ、とか言うのかもしれないけど、そこにちゃんと葛藤があるなら、一言でも書いておくべきだとわたしは思うな。。ただただ一方的に「尊厳死反対」だけ書いてある投稿を読んで、ああ、また死ぬまで苦しめと言われてるんだなと感じる人がいるんじゃないか、って想像してみたことないのかな。
知らなかったなら知ればいいけど、知ってて言及もせずに無視してるの?

よく「政府が能登半島を見捨ててる」とか「棄民だ」とか言うけどさ、ただ「尊厳死反対!」とだけ叫ぶ行為は、「あなたが・あなたの言葉で」直接に誰かを「見捨ててる」ことなんじゃない?
少数者の苦しみや被害や生命のことを大事にしてないって意味では、自民党のやってることとおんなじ。なにも変わらない。

当事者の目に止まるなんて思わなかったっていうなら、仲間内の悪ふざけをtwitterにあげて炎上するのとおんなじだよ。誰も見てないと思ったの?
そもそも、自分の身近な人がどんなハンディをかかえ、どんな痛みや苦しみと戦ってるのか、あなたにわかるはずもないのに。その人にとって何が「正しい」か、なぜ他人が決められると思うのよ。

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anemone さんがブースト

BT
こうやって、問題をより正確に定義しなおすことが必要とされているんだと思う。

こういうのは極右の常套手段だけど、相手のずる賢い戦略にまんまと乗せられてしまっているうちは、いくら議論してもどこにも辿りつかないようにあらかじめ組み立てられているわけで、恣意的な議題設定に流されずに、何が問題なのかをちゃんと考えてリフレーミングしていかないといけない。


ほんとにそうだなと思いました。
わりと多くの人が「別姓を選びたい人には選ばせてあげたらえーやん」みたいなふんわりしたイメージで「夫婦別姓に賛成」なんじゃないかなと想像しますが、そもそも「選ぶ選択肢を 国に 増やしてもらおう/与えてもらおう」ってのが間違ってて。賛成意見でも、そういう受け身の反応になるように意図されていますよね。
分かっているようでいて、恣意的な議題設定ってものすごく思考の幅を狭めるものだなと実感します。まさに、カゴに入れられて飛べなくされたみたい。

» 議論すべきは「同姓か別姓か」ではなく「強制か選択か」なのだ…同姓を強制することの理不尽さが真の問題:東京新聞 TOKYO Web
tokyo-np.co.jp/article/361486

”日本では現状、互いに姓を変えたくない男女は法的に結婚できないシステムになっています。夫婦同姓を法律で義務付けているためで、そうした国は世界でも日本だけです。

同姓と別姓のいずれが良い制度かという議論になりがちですが、真の問題は同姓を強制することの理不尽さにあります。同姓の強制に合理的な正当性は見当たらず、議論すべきは「同姓か別姓か」ではなく「強制か選択か」なのだと強調したいと思います。”

尊厳死 

ラモン・サンペドロ
映画『海を飛ぶ夢』(原題: Mar adentro) のモデル
ja.wikipedia.org/wiki/ラモン・サンペド

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尊厳死 

PLAN75はフィクションで、空を飛ぶ夢は実話に基づく映画だよ。
まだ起きてないことを心配する想像は逞しくするのに、今苦しんでるだろう人のことは想像してみないのかな、わすれちゃうのかな。

起きそうなことは防ぐ努力をすればいいのに、「こんな大変なことが起きる“かもしれない”から、あなたたちは死ぬまで一人で耐えて。言っておくけどみずから死ぬのは罪だからね」と言って、いまある苦しみに目を向けもしないで放置するの、個人の考え方としても社会のあり方としても、本当に残酷なことだと思う。

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「PLAN75」(2022)の話をする人はたくさんいるのに、「空を飛ぶ夢」(2004)の話をする人は見かけない。

やっと投票所入場券届いたよ。。
うちは公認をもらえなかった元安倍派幹部の選挙区。
みちしるべさんの情報によると、彼を落とせる対抗馬は立憲の候補者さんしかいないので、小選挙区は立憲に。
NHKや日本記者クラブが国会議員5人以下の政党の党首を党首討論に呼ばなかったので、比例は社民党に入れます。

実際起きてることよりも「正義」という言葉の使われ方を気にするの、よく分からない。
自分だけが正義という言葉の使いみちを知っていて、自分だけに使う権利があるみたい。なぜそう思えるのか、ほんとに分からない。

恵庭市「障害者虐待」隠ぺい事件のドキュメンタリー放映

テレメンタリー2024
「沈黙の搾取 見過ごされた障害者虐待」
youtube.com/watch?si=8bp92ACkQ

北海道テレビ(HTB)
10/20(日) 深夜1:15~1:45

全国放送(テレビ朝日系)
10/19(土)早朝4:50〜5:20
tv-asahi.co.jp/telementary/

あとで読む

» 失われたリベラリズム、あるいはコーヒーを買ってきてくれるリベラリズム | 研究プログラム | 東京財団政策研究所 tkfd.or.jp/research/detail.php

» 「リベラル」という言葉の“解釈”がバラバラになった原因は冷戦にある | クーリエ・ジャポン courrier.jp/news/archives/2182

リベラリズム とは:
異質な価値観を持った者同士の共存は個々人の自由を認め合い、共生することでしか解決しないという考え

kotobank.jp/word/リベラリズム-149354
”近代社会が不可避的に抱え込む価値対立とその克服のために構想された政治哲学原理。欧州における価値対立の問題は、宗教改革が引き起こしたカトリックとプロテスタントの宗教戦争を起源としている。異質な価値観を持った者同士の共存は個々人の自由を認め合い、共生することでしか解決しないという考えに基づき、ホッブズ、ロック、ルソー、カント、ヘーゲルといった近代哲学者は、「自由」を権利の基本原理とするリベラリズムの立場を深めてきた。ところが現在、リベラリズムに対しては様々な立場からの批判がある。……” 知恵蔵( 2007年)

基礎の基礎から学ぶ必要があるなー、わたし

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