「ダボス階級は何故フランス革命を忌み嫌うのか?」(1)
ダボス階級とは、スイスのダボスに年一回、欧米中印など世界中のパワー・エリートが集う「世界経済フォーラム」のメンバー周辺を刺します。
現在の評議員には、世界最大の資産運用会社ブラックロックのCEO、元イングランド銀行総裁、カナダの財務大臣、元米国副大統領アル・ゴア、OECD事務局長、欧州中央銀行総裁などがズラリ。何故かそこに日本からは竹中平蔵。
これは日本のパワー・エリートの国際感覚の欠如を物語る、とも言える。というのも、他の評議員の大物ぶりと「竹中平蔵」では明らかにつりあっていない。
ま、竹中は竹中で、世界経済フォーラムとのコネを最大限活用して悪だくみを行っている。ちなみに「かわんご」の妻、経産高級官僚の須賀千鶴は世界経済フォーラムの日本代理店初代店長でもある。
ところで、このダボス階級、むやみやたらとフランス革命を忌み嫌う。これはイギリスの国制と異なり、仏革命が「自由・平等・友愛」を掲げたため。ダボス階級としては「平等」や「連帯」を意味する「友愛」は困るのです。
それ故、フランス革命の暴力性をことさらに強調したり、共産主義への扉であるかのような「印象操作」を行う。
実際「歴史家」達もそれに協力してきた節もあります。