編者の上野成利さんからご恵投いただきました。ありがとうございます。
ただ、目次を見ると、編者の方は当然ですが、中堅以下の人も一度は会ったことがある人が多い。
どういうことかというと、それだけ批判理論・思想史の研究者+ポストが減少し続けている、ことを意味します。
水田洋さんの追悼でも書きましたが、政治学・経済学がほぼ体制化し、宮台真司に象徴されるように社会学も自閉化(勿論例外はありますが)する傾向の中で、批判的社会理論との接点を造り上げられるかかが、私も含め社会思想史関係者に問われている、と考えること頻りの今日この頃です。