『涙の果て 知られざる女性のハリウッド・メロドラマ』幸福の追求に続く形で、フェミニスト映画理論(『「新」映画理論集成1,2』を眺めたぐらい)やホモソーシャルの問題により接近してるっぽい…!とうきうき突っ込んで、かいぎろんて何?????そして強力に立ちふさがる精神分析。おおい…無理無理の無理

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それでも、日常から離れないところ、その日常は災厄の後の世界だろうと想像されること、これらのメロドラマ映画の女性達は犠牲者として映画の中に現れているのではない、という粘り強い記述がやっぱりなんだか面白くて、字は追ってしまう…無理…

まるでハンマースホイの絵のような、背を向けてドアの前に立つ黒いドレスの女の絵図が決定的な、5章「ステラの趣味──『ステラ・ダラス』を読む」は、ヒロインのファッション、彼女の“選好”や“趣味”を自伝的なアプローチで著者自身の母とつなげる文章は、自身の排他的なテイストに基づき日々多少なりとも妙な服を着るべきだ派にはどっかん来ました。

>自分と同じ趣味を持たない人々の趣味に訴えることの不毛さ

ここの「趣味」ってなぜその絵を美しいと判断するのか?の趣味判断について連想をすべきなんでしょうか…

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