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今月はオタク活動に励んでおりました。ジャズ7枚、本22冊でした。

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241031 2024年10月度月報 - 箱庭療法記 yobitz.hatenablog.com/entry/20



『The Amazin Bud Powell Vol.2』(Bud Powell)

このアルバム、バド・パウエルの演奏で突如としてピアノの「タッチ」の気持ちが分かった気がする。

『GO』(Dexter Gordon)

テナーサックスのデクスター・ゴードンがリーダーの一枚。テナーサックスが自在に動き回る。かといって他の楽器がバックに回るかというとぜんぜんそんなことはなく、聴かせどころを作る。「Love For Sale」は特に面白い。

『Reaching Fourth』(McCoy Tyner)

表題作「Reaching Fourth」を聴いて「打鍵の力強さ」という概念がフンワリ伝わった気がした。

『Play Your Own Thing: A Story of Jazz in Europe』(ユリアン・ベネディクト)

ヨーロッパのジャズメンぜんぜん知らんくてついていけんかった。

オタク的にはアート・ブレイキー、ハービー・ハンコック、ホレス・シルヴァー、バド・パウエルらが特に言及されててマイルス・デイヴィスは一回だけだったのが興味深かった。ブルーノート的にはそうなんだ、と感じられて。

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『BLUE NOTE/ハート・オブ・モダン・ジャズ』(ユリアン・ベネディクト)

ブルーノートの設立者をジャズメンが語るドキュメンタリー映画。1997年公開だけあって今は物故者となったミュージシャンも多く存命で、レジェンダリーな面子だった。ジャズが商業流通したのがほんの限られた人物の情熱によるものであるの、素直に面白いですね。あの特徴的なモダンなレコードのジャケットも元広告デザイナーの実験的な試みによって生まれたらしい。そういう意味で、私たちが「ジャズ」として認識している文化は偶然の賜物だったのかもしれない。

『ジャズを聴く』(ジェリー・コカー)

ジャズに用いられる音楽理論をちょうど良く絞って紹介しつつ、実際の名曲の演奏がどのように実践されているかを詳細に解説する。理論と実践のバランスの良い一冊。ただ、私がまだ未熟なリスナーで、その何分の一もわかったかすらあやしい。

『「簡潔さ」は最強の戦略である』(ジム・バンデハイ、他)

読む価値なし。シンプルに書けという本なのだが、著者の来歴が延々と語られて、戦略に説得力がない(公開範囲間違えてたので再投稿)。

短期間で大量にラノベを読んだので、フィクションではない本を読んで自分のリズムに戻していく。

『ストラクチャーから書く小説再入門』(K. M. ワイランド)

お話考え屋さんとしての原点。三幕構成について考える必要に迫られた時は必ず読むようにしている。平易なのでイメージ、自分のお話に当てはめがしやすいのがいいところなんですよね。

『BLACK RADIO III』(Robert Grasper)

半年前に同じくロバート・グラスパーの『BLACK RADIO』、『BLACK RADIO 2』を聴いたときよりは曲の全体に注意を払えるようになった気がする。歌モノだけど、ボーカルのみならず各楽器の良さを受け取れるようになってきた。

昨日の豊橋市街地・豊川稲荷を巡って得た気付きに加え、今日ののんほいパークの話を足したり、まとめの主旨を明確にしたりしました。

241013 『負けヒロインが多すぎる!』聖地巡礼 in 豊橋&豊川 - 箱庭療法記
yobitz.hatenablog.com/entry/20


今日の旅行をまとめました。

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241013 『負けヒロインが多すぎる!』聖地巡礼 in 豊橋&豊川 - 箱庭療法記 yobitz.hatenablog.com/entry/20

『ムーンシャイン』(円城塔)

2017年の作品を2024年に読んで何を今更だけど「遍歴」はかなり面白く、理数的な与太と宗教的な与太とのミックスがちょうどいいと思う。
宗教的な与太の方が私の関心領域にミートしつつあるのを感じており、作家とともにいい塩梅で年を重ねているのを感じる。『コードブッダ』も楽しみです。

『負けヒロインが多すぎる! SSS』(雨森たきび)

萌えました。自分の誕生日になぜか温水くんの家に足を運んでしまう八奈見さん、彼女の誕生日を覚えていて手料理を振る舞って適切なプレゼントを贈る温水くん。萌え萌えでした。これだけでも読む価値があった。しかし、こうして1~6巻までの小話を続けて読むと各位が徐々に仲良くなっていく様子がありありと見て取れて、萌え……。

『青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない』(鴨志田一)

完結。遠回りしたが、よくがんばった。前巻『ガールフレンド』(あるいはその前の大学生編の始まり、高校生編の終わり)から想像されたビジョンと比べてサプライズはない。ただ、こう終わるしかないという納得感はある。

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