レビュー記事を参考に前日のうちにパンフレットを買って、セリフ部分の和訳を読んでおいたのだけれど。
日本語として見たせいで誤解したところがあった。
登場人物が他のキャラに向かって言う意思疎通の発言じゃなくて"動き"のサウンドエフェクト的ななにかじゃん⁈
独白で虚空に語りかけるのでもなくて、ふりつけをおさらいするときに「ここでジャンプ、ターン、開脚ーからの、滑り落ちるように床に溶ける」って唱えながら動くアレ。
そして主人公の「セルフ」が筋書きを走馬灯のように思い描くのかと思ったら、途中から黒幕視点にスライド…
かと見せかけて「メタ認知」がシャベッターーー⁈⁈
原作戯曲からそこまで難しいことしてたのかな?(予習なし)
そう囁く"私たちのゴースト"が筋書きのリプレイをカットし、繋ぎ直し、早送りし、スクラッチする。
テキストデータを取り除くことで、動きが物語りおおせることがわかる。
取り分けられたテキストのギミックに「観客である自分」がハマっていたことにも気づく。
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お手紙を経口摂取してしまうのってロシアの民話にあるんだろうか