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KIDD PIVOT 『REVISOR』(検察官)
脚本|ジョナソン・ヤング
演出・振付|クリスタル・パイト
台本|ニコライ・ゴーゴリ『REVISOR』より
『検察官』(けん さつ かん)
岩波書店; 改 edition (August 5, 1961)
amazon.co.jp/検察官-岩波文庫-ゴーゴリ/dp/

"いま世界で最も注目される振付家の一人、クリスタル・パイト率いるバンクーバーのダンスカンパニーKIDD PIVOTが念願の初来日!

ウクライナ出身の劇作家ニコライ・ゴーゴリが、検察官と人違いをめぐる騒動を描き、ロシアの腐敗政治を風刺をした茶番劇。

現実離れした驚異的な身体と物語が融合する、注目の作品をどうぞお見逃しなく。"
instagram.com/reel/Cqkte_nLaQr

神奈川 公演
5.27(土) 18:30
5.28(日) 14:00
神奈川県民ホール

レビュー記事を参考に前日のうちにパンフレットを買って、セリフ部分の和訳を読んでおいたのだけれど。

日本語として見たせいで誤解したところがあった。
登場人物が他のキャラに向かって言う意思疎通の発言じゃなくて"動き"のサウンドエフェクト的ななにかじゃん⁈

独白で虚空に語りかけるのでもなくて、ふりつけをおさらいするときに「ここでジャンプ、ターン、開脚ーからの、滑り落ちるように床に溶ける」って唱えながら動くアレ。

そして主人公の「セルフ」が筋書きを走馬灯のように思い描くのかと思ったら、途中から黒幕視点にスライド…

かと見せかけて「メタ認知」がシャベッターーー⁈⁈
原作戯曲からそこまで難しいことしてたのかな?(予習なし)

そう囁く"私たちのゴースト"が筋書きのリプレイをカットし、繋ぎ直し、早送りし、スクラッチする。

テキストデータを取り除くことで、動きが物語りおおせることがわかる。
取り分けられたテキストのギミックに「観客である自分」がハマっていたことにも気づく。

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お手紙を経口摂取してしまうのってロシアの民話にあるんだろうか

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