母親が長く赤旗日曜版の購読者だったので下僕も読んでいたのだが、あれは本当に「インテリホイホイ」で、大学レベルの社会科学の教育を受けて、社会のメインストリーム(資本主義や新自由主義)に疑問を持っている人が共感できるような批判や嬉しくなるような理想が沢山書いてある。
しかし、やはりどんなテキストにもあるように時としてデータが怪しかったり、ファクトの認識に疑問の余地があったりはするので、これに対してどうクリティカルであり得るかというのは大きな問題だな、とよく思ってた。
最悪の展開。他国の戦争で同胞同士が殺し合うようなことだけはやめてほしい。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241030/k10014623391000.html
この国には自分の生活を決める政治に参加したくない人が山ほどいる。都市生活者の頃はその感覚がまったくわからなかったが福島の山村に移住してそれが少しわかってきた。この国ではほんの80年ほど前まで自分の意志を表明するとかそれ以前に自分の中でそれを明確化するとかいうことは「罪」だったのだ。とにかく多数の他人の思考に合わせることこそが生き残るための大前提だったから。福島の山村ではその指向が今なお強く残っている。人とはすなわち労働力のパーツであり頭数さえ揃っていれば中の人の思想などどうでも良く、力仕事的に働けさえすれば村のために生かしておいて良い、そういう考えが続いていてそれがまだまだ根強いからとにかくひたすら他人に合わせる。そしておそらく都市生活者の思考的遺伝子の中にもそういう農耕民族的集団主義、いわば全体主義の楔のようなものが刺さっているからネット社会になった今でも個のアイデンティティよりも周りの雰囲気とかバイアスをあらゆることの判断基準にしてしまうのだと思っている。すさまじい自縄自縛の拡大再生産。
労働運動を支持するというのはどうすればいいのか、自分のためと思って職場付きの労組に加入するのもいいし、賛同できる姿勢を持つ労組に加入するのもいい。
企業内労組のほか、誰でも入れる労組のことはシティユニオンとかコミュニティユニオンと呼ばれる。
労組に入って「活動」する人は少数派で、労働組合を支持し、何かあったときには相談するという立場の人が毎月の組合費でそれを支えている。
組合員で交流をもったり、普段は休みを取れなくてほかの争議の支援もできていないけど年に一回メーデーには参加するというのもいいと思う。
最近は組合員が減少しているが、労働問題が減ったわけではない。
何かあったときに労働組合に相談する人が自分の問題が解決したらまた出ていってしまうことも多いが、労働組合は相談に乗り続けている。
少額であっても継続してカンパや組合費を入れられる人が増えればいいと思う。もちろん無理する必要はないんだけど優先順位は上がってほしい。
労働組合の存在は労働環境悪化の歯止めとなる社会の「堤防」なので、何もないときにも支え続ける必要がある。
もちろん公党の問題点をオープンに議論することは必要なことなんだが、共産党という固有の思想や流儀や歴史の中で、それをどう考え解決してゆくかこれから考えて行きましょう、ではなくて、「こっちでとっくに答えが出ていること」を「教えてやろう」という上から目線が隠しようもなく見えるのは残念。
共産党がどう今風に模様替えしようと、そこにはどうしても「同化しえないもの」が残るだろう。その我々には同化されず、また我々を同化しようもない何かへの拒絶感、みたいなものはあり、連合の会長の態度と同じ匂いはする。
自分は共産党は我々に同化しえないままでいい、という考え。赤旗も国会での鋭い追求も、そういう同化し得ない風土から生まれていると思うゆえ。
もちろん問題点は改められるべきだけど。
離陸後すぐに揺れ始め…機体損傷の陸自オスプレイ、草地に降下 日米演習中の沖縄・与那国町で 全17機を飛行停止
2024年10月28日 8:18
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1460573?fbclid=IwY2xjawGNDHNleHRuA2FlbQIxMQABHb7Pl8EOqj_vLU788uPiBer8kGgjDdYDirDR5LfZSp-BLFZSvwJ-7YsgOw_aem_IDegXJVAPMRuexy7YVSxaQ
#沖縄
大阪と和歌山のMIX。ふぐすま県在住の 地球人。