https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1074842
イラッとしたり落ち込むような情報を遮断する、というのは、メンタルキャパシティがカツカツになってたりする時には有効なのかもだけれど。
とはいえまあ、大多数の人々はそもそも心の成長的なものなんざ求めてないだろうし。
ただただ卑猥な言葉を思いつくままに垂れ流すアカウントとか目の当たりにした際には言葉を失ったしな。
私がやってるのは心の排泄、とは平素から言ってるけど、自分の中である程度の規律は存在しているし。
てかまあ、今の日本語の批判という言葉には、犬笛吹かれたネトウヨの人海戦術のような、避けなければ被害確実の野火みたいなニュアンスも含まれれば、MLKのホワイトリベラルみたいな真っ当なクリティークもあるわけで。
そういうのを十把一絡げに「批判コワイ」とばかりにミュートブロックしてるんだったら、チラシの裏に今日の天気でも綴って１年前のを読み返す、みたいのをしてればいいんじゃねえかなと。
「そんなに現状を嘆いていてばかりでは何も変わらない。君が総理大臣になってこの国を変えてゆく位の事をしなければ」とかクソバイス貰った時は流石にキレまくりましたね。
という清々しい朝の排泄でした。
みなさま良い一日を。
何が言いたかったのかというと、マイノリティの事を学んでよい社会にしたい、よい人になりたい、というよりは。
マイノリティのことを学んだつもりになって良い人間になった気分に浸りたい、という人々で溢れてるんだなと。
そりゃ自分に批判的な言説はシャットアウトしたかろうよ。
映画マトリックスの世界みたいにチューブに繋がれてカプセルの中で生きてりゃいい。
頭に引用した”SNS疲れ”みたいなのとは主題がズレるけれども、ゴールデンカムイみたいな都合のいい文化盗用でウハウハしたり韓国ドラマで喜怒哀楽したりするのとも通じるメンタリティなのかなと。
無知な私も手軽に学んだ気になれていい気分になれるツール、みたいな感じ。
映画一本、本一冊読んだくらいでエキスパートになったつもりになってるダニングクルーガーさんにも通じるものがあるんじゃないかしらね。
固定にしてある"マイノリティはお前の先生じゃない、無知なお前を教育してやる義務はない、わからなければそれはお前がもっと学ぶ必要があるということだ"というばかりの言葉を今一度反芻してみるなど。
半世紀近く生きてると「ザイニチチョーセンジンこと知らないんで学ばせてください」「本音を聞かせてください」なんて求められることは往々にしてあり。
こちらも「普段は言わないけど、そんなに乞うてくるならばまあ」と日本政府の構造的差別や日本人の積極的な無知を言うと「なんだか怒られてるみたい」みたいなこと言い出す人がまあホント多くて。
バカじゃねーのか。