過去の例から言って、こういう形でFA宣言した選手が移籍しなかったことはほぼないので、大山は絶対移籍するものだと思ったし、ショックのあまり寝込んだりもしたのだが(ちょっと大袈裟)、開き直って「これで井上などの若手を使わざるを得なくなるのだから長い目で見れば若手が育ってプラスになる!ヒウラとかいうよう打つ外国人もとるらしいし、何も絶望することはない!」と無理矢理考えて、ようやっと大山FAの精神的痛手から立ち直ってきたところだった。なので、急転直下の残留決定に頭が真っ白になって呆然とした感じになっている。もちろん超嬉しいよ。大山よ、blueskyでの投稿で「移籍したら大ブーイングを喰らわせたる」とか言ってごめんね。来年も頑張ってね。でも、大山残留に関わらずヒウラは取ってほしいものだ。去年の敗因のひとつは外国人打者が全然活躍しなかったことにあるわけだから、来年こそはちゃんとした外国人を取らないとダメだと思う。

この夏に仁王像の張り子人形をこしらえて、その後はや数ヶ月、ずっと張り子について全く投稿していないのでかまた作るのに飽きて投げ出しちゃったのかと思われているかもしれないが、実は空き時間にちょっとずつコツコツと新作を作り続けている。次は雛人形と萌え美少女フィギュアを作ると宣言したと記憶しているが、雛人形のほうは頭部を男雛・女雛共に完成させてあとは胴体を作るのみとなっている(胴体を作るほうが大変なのだが。)で、今は雛人形の胴体は後回しにして美少女フィギュアを作っているところだ。新作の雛人形と美少女フィギュアを作るにあたっては色々と新しい試みをやってみようと思っているのだが、新しい試みを試すという事は失敗して数ヶ月の努力が台無しになるのと紙一重でもある。なので今は必ず無事に完成させられるとは言い切れないのだが、もしも無事に上手いこと完成させられたら、ここで真っ先に披露するつもりでいる。ぶっちゃけ、SNSで完成品を披露してささやかな反応があるのが楽しくて張り子を作っているようなものなんだよな。というわけで、完成するのがいつになるかはわからないが、乞うご期待。まだ作っている途中ながら、今度の張り子は我ながら結構自信作になりそうなんだな。

地震、羽咋あたりが揺れたんか。俺の母ちゃんの実家のあるあたりやけど、心配やなあ。

今日、『にっぽん縦断こころ旅』の火野正平追悼特番をやっていて、火野正平の最終出演回になった未放送分を放送していた。これがなかなか反則気味な内容で、私は冷血人間なので涙をぼろぼろ流すとまではいかなかったが結構ウルッとくるものがあった。何しろ、満開の桜の花吹雪の中を自転車で走ったり、目的地の天草あたりの海辺では穏やかな海が光を反射してキラキラ輝いていたり、どう見ても一種の来迎図にしか見えない。意図的にそう見せているとしたら、NHKの編集技術は大したものだ。地元の人との交流の場面では、同世代の女性と「お互い長生きしようね」と言って別れるに至ってはちょっとあざといくらいだ。まあ、あざといと言っても本当にそういう会話を交わしているのだから仕方ないのだけど。 
もっとも、考えてみればこの番組は普段から来迎図のような風景を見せる番組だったと言えるかもしれない。追悼番組の素材としてちょうどいい番組というのは他にもあって、典型的なのは『徹子の部屋』だが、そういえば江戸屋子猫なんかは『徹子の部屋』に出演したと思ったら程なくガンか何かで亡くなっていて、まるで遺影の撮影をするかのように出演したのだなあと思った。こんな話ばかりしていると私にもお迎えが来そうで怖いのでこの辺りにしておく。

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