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今日はニュースを見る暇もなかったが、またひどい事故があったらしいね。正月一日目に大地震、二日目に大事故、何という正月であることか。一年の最初に悪いニュースは出尽くしてもう今年は良い事しかない年になってほしいが…。なんだか波乱の一年になりそう…。

よりによって元日にねえ…。被災地の人がこれを読んでいる可能性は低そうだが、もし読まれていたら謹んでお見舞い申し上げます。

昼酒や
あゝ昼酒や昼酒や

自分で作ったおせちを肴に真っ昼間から呑んだくれる。これぞ正月の醍醐味だ。自作のおせちというと凄く聞こえるが、お煮しめ中心の田舎おせちなので全然大したものではない。だが、素朴で美味いよ。おせちだから日持ちするように味付けは濃いめに作ってあるが、早々に食い尽くしてしまいそうで困ったものだ。

ある政治家が突然松葉杖姿で支持者の前に現れたとの事で心配する声を耳にしたが、ギプスも何も足につけていないのに松葉杖をついていたと聞いて瞬時に「痛風じゃないの?」と疑った。一般に痛風はぜいたく病という偏見があるが、ヘルシーな食材は高くつくしそれを調理するのにも時間の余裕が必要なので、貧困層が痛風や糖尿病にかかるのは不思議でも何でもない。くだんの政治家もコンビニ弁当に頼る食生活だと以前どこかで聞いたことがあるので、それではいつか病気になってしまうのでは…と心配していた。かく言う私も一昨年に痛風を発症して、横になっていても激痛が走り、それでも何とか起き上がらなくてはとそばにあった本棚に手をかけたところバキッと壊れてしまい、その時壊れた本棚は今も壊れたままだ。それをしげしげと眺めては不健康な当時の生活への戒めにしなくてはいけないなと思っている。というわけで、今年も健康第一に過ごしたいものだ。

年越し蕎麦も食ったよー。今年は信州名物すんきが手に入ったので贅沢にもすんき蕎麦を作って食った。すんきの汁の酸味が蕎麦つゆのコクに溶け合って激ウマだった。去年はどん兵衛で年越しをしたことを思えば贅沢な年越しだ。来年はいい年にするぞー!

大晦日の夜だから酔っ払っとるとよー。酒飲みながらテレビを見てるんだが、BS11で太田和彦、BSTBSで吉田類、BSテレ東で孤独のグルメをやっててどれを見ていいのか迷う。大晦日だから各局一推しコンテンツをぶつけ合うのはわかるけれど、どれか一つしか見れない視聴者の身にもなってほしいわー。え、紅白歌合戦?何それ食えるの?

大晦日にはテレビを見ながら毎年おせち料理を作る。今年の午前中は『spy×family』という流行りのアニメを放送していたのでそれを見ていた。諜報部員が疑似家族を営む話らしいが、初めの方を見損ったのでなぜあの子供が諜報部員一家に加わっているのかよくわからなかった。『鬼滅の刃』以来流行りの漫画は一応内容をチェックしておきたい気分になっている。ネットをやっていると否応なしに流行りものが目に入ってくるから、何となく気になってしまうんだな。これぞ出版社の思う壺といったところか。見た限りでは、『鬼滅の刃』は割と面白かった。『推しの子』はクソキモくて全然ダメだった。『spy×family』は…ちょっと見ただけだからようわからんわ。

山田太一追悼特番は『今朝の秋』だった。何回も見ているドラマで新味がないが、まあ仕方ない。今見ているところだが、脚本家山田太一の名を初めて意識して見たのはひょっとしたらこのドラマだったかもしれない。一九分けの杉浦直樹が不治の病であと3月の命で、その親父の笠智衆が例によって棒読みだが割と泣かせる演技をする。杉浦直樹の妻役は倍賞美津子だったのか。何回も見ているという割には忘れている。樹木希林が出ていたのは何故かはっきり覚えているが。まあ、とにかく懐かしく楽しんでいる。

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昔、Twitterに「ガリ勉どものヤンキー差別と戦う!ヤンキー差別は学歴差別!」みたいなことを言う奴がいた。そいつを見かけるたびに、多分いい学校を出ているからヤンキーに殴られたりカツアゲされたりした経験が無いんだろうなと思った。あるいはそいつ自身がそういうことをする側だったのか。ヤンキーが多い田舎出身の私はいかにヤンキーが暴力的で弱いものいじめが好きでイキり散らかしている割に権威に媚びまくるダサい卑劣漢かをよく知っているので、ヤンキーを好意的に見たことなど一度たりとも無い。差別主義者と呼びたくば呼べ。

「世の中のヤンキー差別と戦う!」というそいつの主張とは裏腹に、世間的にはヤンキーは至って好意的に見られているらしい。何しろ松本人志の性犯罪疑惑について「松ちゃんは尼崎のヤンキー上がりだし芸人なのだからそのくらいやって当たり前。ついていった女が悪い」みたいなことを言う奴がゴロゴロいるわけだから。ヤンキーのいじめ実演ショーみたいなお笑いバラエティ番組にどっぷり浸かっているうちにヤンキーの価値観を内面化してしまう奴が大量に生み出されるわけだ。今度の松本人志の致命的醜聞を機にヤンキー肯定の風潮が一気に無くなっていってくれたらこれほど良いことはないのだが。

私は孤独を愛するタチで、東京に住んでいた頃はクリスマスというのは孤独感をしみじみ感じることができる格好のイベントだった。クリスマスになるといつも渋谷あたりに出かけてカップル見物としゃれこんでいたものだ。まだ景気が今ほど悪くない頃だったのであちこちで仲良く身を寄せ合うカップルが散見され、やあいるいる、この後エッチするんかなぁなどと下品な事を考えながらぶらぶら歩き、ミニシアターでマニアックな映画を見た後で帰路につき、コンビニでチキンとケーキと酒を買って夜半過ぎに待つ人の誰もいない部屋に帰宅し、テレビで明石家サンタをぼんやりと眺めながらクリスマスディナーをひとり味わっていた。あの心地良い寂しさをもう一度味わいたいとふと思ったりするが、もう東京に住むこともないだろうから多分無理だろうな。そんなわけだから、「クリスマスほど孤独感を味あわされるものはない!クリスマス撲滅!断固粉砕せよ!」みたいな事を言う人のことは全く理解できない。孤独ってそんなに悪いものなのかなと、漫画『孤独のグルメ』の井之頭五郎に限りない共感を覚える私はそう思う。まあ世の中いろんな人がいるからなあ。

クリスマスイヴなのでチキンとケークサレとチーズとサラミその他諸々を食ってワインで酔っぱらっている。世の中にはクリスマスが大嫌いでクリスマスソングを聞くのも嫌だという人もいるが、私はいくつになってもクリスマスが好きだ。個人的にクリスマスを過ぎるといよいよ年末という感じがする。これからクリスマス映画のDVDを見たりしてさらにクリスマス気分を高めるつもりだ。明石家サンタはもうあまり見る気がしなくなったけどね。
youtube.com/watch?si=2CjXG6h0j

超パワハラモラハラ気質の異常人格糞ジジイにハラスメントされまくって、クリスマスイヴイヴだというのに最悪の気分になったが、「死ねっ、死ねっ、死ねっ」と掛け声を出しながら腕立て伏せをやったら少し気が晴れた。思えば筋トレを始めたのは4月だった。あれからサボることも少しはあったが、一応なんとか継続して筋トレに取り組んできた結果、見事ブルースリーか千代の富士と見紛うようなムキムキマッチョボディを手に入れることができた。
…というのはもちろんウソで、パッと見た感じ筋トレを始める前と大して変わらない。筋肉が以前よりついているのは確かだと思う。血圧を測るために血圧計を毎日腕に巻いているのだが、以前より腕が太く固くなってきているのは実感できるから。もっとも、それが目に見えてわかるところまでには至っていない。理想の体型になるためにはコツコツ続けていくほかないだろうな。目指せブルースリーあるいは千代の富士。そうなれるまでに一体どのくらいかかるかはわからないが…。

『阪神タイガースTHE MOVIE』声出し応援上映を見てきたよ。関西圏ではない映画館で見たのだが、上映開始前の映画館のロビーにユニホーム姿でメガホンなんかを持った完全装備の阪神ファンがいっぱいいて雰囲気最高だった。もっとも映画が始まったらみんなシャイなのか案外静かだったが、盛り上がる場面ごとに拍手が沸き起こるので私も一緒になって拍手をして楽しんだ。優勝の瞬間の場面は何回見ても涙が出てしまう。いやー優勝ってほんといいものですね。

こんな映画に何だかんだと論評を加えるのは野暮というものだが、実のところ映画の内容自体にはちょっと物足りないところがあった。取り急ぎ作った映画だったからか、見せるのはリーグ優勝までで日本シリーズがほぼ割愛されていたのがちょっと…。あれでは湯浅は交流戦で打たれてうずくまってそれで今年は終わったみたいじゃん。日本シリーズで復活登板をした所まで見せてほしかったな。あと、どうせ阪神ファンしか見ない映画だから阪神のいい所ばかりまとめすぎているように思う。例えば『江夏の21球』は1度大ピンチに陥ってそこからいかに切り抜けるかを見せることで江夏の凄さを感じさせたわけで、この映画も少しは阪神が苦しかった時期を入れても良かったかな。まあ『江夏の21球』レベルのものをこの映画に誰も求めていないか。

何日か前にワイドショーを見たら豊田真由子(このハゲー!の人)が出ていて、「安倍派というだけでスティグマになるのは不当だ」みたいな事を言っていた。呆れてチャンネルを変えたら別のワイドショーが「東京地検の横暴が恐ろしいーっ」みたいな事を言っていて2度呆れた。今度のパー券裏金疑惑は令和のリクルート事件と言われているようだが、リクルート事件の時は汚職政治家を一生懸命かばう奴ばかりがこんなにテレビに出ていなかったよな。あれから30年だか40年だか経ってテレビを含むメディアの劣化は甚だしいし、それこそが公権力の腐敗の一因どころか主原因のような気がする。マスメディアがこんなに腐っているのに「日本人全員が馬鹿だからこんなことになる」とか例によってほざく文化人にも腹が立つ。そんな文化人も腐ったマスメディア言説の一角を占めているというのにね。お前も馬鹿な日本人のうちのひとりだよと言ってやりたい。

今年の秋口くらいにダウンジャケットを買った。去年まで着ていたダウンジャケットのファスナーがダメになって前が閉じられなくなったから、来たる冬に備えて買ったのだった。先代のダウンはパタゴニアのやつを奮発して買ったのだが、高かった割に薄くてペラペラだったし、使い始めから羽毛がこぼれて体の周りをふわふわ舞って、「俺は地上に舞い降りた堕天使だぜ…」とか格好つけてもどうにも締まらなかった。新しいダウンはモンベルのやつで、分厚くて羽毛もこぼれずファスナーもしっかりしているので冬になってから着るのを楽しみにしていた。しかし、今年は暖冬でいつまでたっても暖かいので着る機会がない。困ったものだが、まあ天気予報によると来週から寒くなるらしいので、おニューのダウンのデビューの時も間近だろう。来週にはこのダウンを着て『阪神タイガースTHE MOVIE』を見に行くつもりだ。スケジュールを調整して応援上映の回を見に行く予定を立てている。応援上映というとオタク向けのアニメ映画でよくやっているイメージだ。パンツ見せておっぱい放り出して萌えーみたいな映画を見ながら「萌え〜!」とオタクの兄ちゃんが絶叫しているようなイメージを勝手に持っていたが、まさか自分が応援上映を見に行くとは思ってもみなかったな。

昔から自民党の中の左派(経世会)は汚職でよく摘発されるが右派(清和会)はほとんど摘発されない。それで佐高信なんかがよく「クリーンなタカかダーティーなハトか」などと言っていたが、それを見るたび佐高がまたアホなことを言っていると思ったものだ。笹川良一なんかと結託していた連中がクリーンなわけがない。検察の権益を保護している派閥だから何をやっても捕まらないというだけだろう。そもそも検察が無謬で正義の味方などと考えるのが大間違いなのだ。

ときに、今政界では自民党清和会のパー券裏金疑惑の話題で持ちきりだ。あの大物議員が逮捕されるぞ、清和会崩壊かと盛り上がっているが、森友、加計、桜を見る会、統一教会問題と今までも重大疑惑が目白押しだったにも関わらずピクリとも動かなかった検察がこの件に関しては派手に動いていることに私は胡散臭く思っている。地検特捜部なんか国策捜査専門部署みたいなものだから、何か思惑があって取引材料として捜査しているに過ぎず、思惑が達成できたら速やかに撤収となるのではないか。結局、大山鳴動してゴキブリ一匹も出ない脱力ものの結果になると予想する。

コロナが治まった…と言って良いかどうかは知らないが、とりあえず人々の話題には登らなくなった。人々の気の緩みが怖い怖いと言いながら自分も結構緩んでいるようで、今年は正月用の酒を遠くの街まで買いに行ってしまった。去年までは仕事でもないのに遠出するのが憚られる雰囲気だったのでやむなくネット通販に頼ったのだが、今年からは解禁というわけだ。このままコロナ禍は過去の話になっていってほしいものだが。ちなみに買った酒は菊姫山廃純米酒とよこやま純米吟醸生原酒。普段は日本酒は安い割にうまいキクマサギンパックばかり飲んでいるが、正月だけは上等の地酒を買うのである。いやー正月が楽しみだなあ。早く飲みたいなあ。

ところで、酒を買うついでに映画館で映画を2本見て、その感想を先週書いた。もう今年は映画館はこれで行き納めと言いたいところだが、実はもう1回行くつもりだ。『阪神タイガースTHE MOVIE2023ー栄光のAREー』を見なければ年を越せないからね。全く、今年は阪神のことばかり考えるうちに暮れていった1年だったような気がする。来年はもうちょっと他のことも考えたい。

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