https://www.asahi.com/articles/ASS256J78S25UCVL05K.html
今の日本を駄目にしている主犯はマスコミとりわけテレビだと私は思っている。政府自民党がどれだけ腐敗し悪政を行なってもダンマリを決め込む、あるいはおずおずと批判らしきものをした後で「でも野党もだらしない」とのフレーズで締め、どこがどうだらしないのかは具体的に言わない。どうしても与党批判をしなくては収まりがつかない時は、維新などの“ゆ党”を代わりに持ち上げる。そんな鉤括弧付きの「報道」で溢れかえっていたら、そりゃ世論もおかしくなるというものだろう。だからこの記事にあるような動きには基本的に賛成なのだが、ただこれをやってるリベラル派文化人も党派性にまみれた人達には違いないからね。それこそ『ワイマール憲法の教訓』を製作して政府から圧力を受け左遷されたテレ朝プロデューサー氏が監督した党派的愚作映画『ハマのドン』を彼らがこぞって絶賛していたことを考えると…。立憲や共産に不都合なニュースが出たら逆に彼らが圧力をかける側に回らないかという懸念は残る。デマや差別や人権侵害でない限り、報道に口出しは行わないのが鉄則だ。彼らが本当にそれを我慢できるのであれば支持したい所だけどね。