昨日は大きい選挙が複数箇所であったようだが、「京都でも前橋でも他の所でも、半数以上は選挙に行っていない事を絶望すべきだ」とか言っているインテリを見かけた。世の中にはインテリの言うことを素直によく聞く従順な庶民がたくさんいるようで、言われたとおりに日本人の民度の低さに絶望して、もう何をやっても無駄だとあきらめて選挙に行かなくなる人が沢山いたからこそのこの低投票率なのだろう。個人的には「絶望しろ」とは何たる言い草かと思う。インテリに言われなくても政治に絶望したくなる状況は庶民にも十分に感じられるのであって、京都市長選でインテリ連中の多くが支持しているであろう立憲民主党が与野党相乗りを決めた結果、市民派の候補が僅差で落ちるという結果こそが絶望したくなる典型的ケースだろう。偉そうに大衆に啓蒙したいと思っているインテリこそ、絶望ではなく希望を語ってみせろ。change! yes we can!とオバマみたいに言ってみろよ。日本はもう駄目だ、ああーっ駄目だ駄目だ駄目だァーッ!とか言っているインテリは、こいつらが軽蔑してやまない棄権する庶民と大して変わらんぜ。バーカ!と、酔った勢いで言ってしまう。