死や暴力の話題
死や暴力の話を見聞きすることに対してほとんど反射的な拒否感があり、特に写真や映像で目にすることへの強い恐れというか、「見てはならない」という気持ちを持っていて、目に入りそうになるとばっと目を背けてしまう。
ニュースもなかなか読めないしツイートなども目に入りそうになると逃げてしまう。
情勢をリアルタイムで追うことは避けて、余裕のある時にちゃんと学ぼうと思っても、そういう話題を目にするのが怖くない時が来ることはないし、次から次へと悲惨なことが新たに起き続けて、とても追い切れない。
無知なまま目を背けたまま生きていることへの後ろめたさがある。
のだけれど、今日ニュースを読んでいたらその間ずっと息を詰めていた……。
痛みや傷の話題
(ひとことでも)ひとのからだが深い傷を受けたような話を見聞きすると、じぶんのからだの同じ部位がぞわっとするし、強い身体的苦痛を伴うであろう話を見聞きすると、その恐怖や絶望が、想像してみるというのではなくて、フラッシュバックみたいに頭の中に立ち上がるのだけど、どうもそれは必ずしも一般的ではないみたい。
だからといってひとの痛みがわかるというつもりはなく、一番絶望的なのは、ひとの痛みなど決してわからないということだ……。