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デヴィッド・リンチ、『フェイブルマンズ』出演の条件は「チートス」 ─ 「食べだしたら止まらない」 | THE RIVER
theriver.jp/david-lyn-cheetos/

77歳でチートスのヘビーユーザー
素晴らしい
在りし日のアメリカをバラバラに切り刻みながら愛してきたような人だからなあ

BOOK REVIEWある映画流通メディアが死に絶える前に 『さよなら、レンタルビデオ VHSだけで観られる映画たち』&『無職が聞く、日本最強の(元)自宅警備員による「TSUTAYA時代の映画語り」』|映画秘宝公式note
note.com/eiga_hiho/n/n834191d4

"裏目読みをすれば、ビデオテープが出てくる1980年以前の映画鑑賞環境(映画館と、テレビ映画劇場の代わりに配信)に戻ったとも考えられる"

ほんと、便利なはずなのに時々強烈な不便さを感じることがある
現在の構造は(少なくとも自分のような)ユーザー本位で構築されたものでは明らかにない
どこかの誰かに都合の良いシステムが自分にとってもベストなのだと思いこまされているような

「生誕120年・没後60年 小津安二郎は生きている」 - ETV特集 - NHK
nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/
12/2放送

映画『吐きだめの悪魔』(1986) ※微ネタバレ 

個々の描写への具体的言及あり

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急に見たくなって久しぶりに見た。やっぱり不思議な映画。脚本も演技も安っぽくて基本的には退屈なのだけど、ちょっとした小道具やライティング、特殊効果などから、ストーリーをただ漫然と語ることを良しとしない演出者としての自我が感じられる。技術的なことに疎いので具体的にいえないけど、カメラワーク含め撮影もとてもいいんじゃないかと思う。

ある登場人物が見る、ベトナム戦争のトラウマと性欲が混濁したような夢や妄想のシーンが特に好き。安物の映画によくあるサイケなだけであやふやな描写ではなく、ベトコン?が吸血鬼のような化け物になっていたり、「自分」が女に乳首を吸われる瞬間に遠くで爆炎が上がったりと、きちんとアイデアを盛り込んだキレのある内容になっている。

ネタにしやすい強烈なシーン・描写がいくつかあるので、商業的にはカルトホラーとか悪趣味/バカ映画みたいな紹介の仕方になってしまうんだろう。でもそれだけではない、真摯さと怠惰さが入り混じった面白い映画だと思う。

中島セナがナレーション担当。「低体温系」青春映画『ゴーストワールド』日本版予告編 | CINRA
cinra.net/article/202310-whn-g

スティーヴ・ブシェミで真っ先に思い浮かぶのがこれだったりする
映画と原作それぞれ別物でよいものなので、片方しか触れてない人にはぜひ他方にもふれてほしい

ジョン・ゾーン生誕70周年記念企画でドキュメンタリー上映&巻上公一らによるライブ | CINRA
cinra.net/article/202310-whn-z

"“COBRA”を演奏する。

演奏メンバーは大友良英(Gt)、神田佳子(perc)、北陽一郎(Tp)、後藤篤(Tb)、坂口光央(Key)、ジム・オルーク(Syn)、竹澤悦子(三味線)、直江実樹(ラジオ)、ナスノミツル(Ba)、松村拓海(Fl)、山本達久(Dr)、吉田野乃子(Sax)、吉田隆一(B.Sax)、巻上公一(プロンプター)、オノセイゲン(音響)"

"「名古屋編」「札幌編」も開催"

3時間超えの映画は長すぎる? ─ 新作が3時間32分のスコセッシ、「5時間座ってテレビを見る人だっている」「シネマに敬意を」 | THE RIVER
theriver.jp/scorsese-respect-t

70~80年代の低予算ホラー・スリラーに映画的感性を育てられたので、100分超えると長いと感じる体になってしまった
劇場ならもうちょっと大丈夫だけど

internal.jp.reuters.com/news/p

劇中のものに近いデザインの首輪は実在するようなので、創作ではなく概ね史実に基づいたものなんだろう

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イーライ・ロス監督が“感謝祭”の連続殺人鬼を描く『サンクスギビング』12月公開 自身のフェイク予告編を長編化 – ホラー通信
horror2.jp/62672

映画『アオラレ』(2020) ※劇中の1シーンに関するネタバレ 

犯人が主人公のスマホを奪って、ネットバンキングでお前の貯金を離婚調停中の旦那に送金するぞ?と脅すところが面白かった
それまで豪快に暴れてたおっさんが急にテクニカルな嫌がらせ始めるので

デパルマの方のフューリー見たくなった
大好きというほどではないけどいくつか好きなシーンがある
ショッピングモール?の長いエスカレーターを遠くから撮ってるカットが記憶に残ってる

映画『クルーレス』(1995) ※微ネタバレ 

※ストーリー展開にはふれてない。一部シーンへの具体的な言及はあり

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古典文学の翻案らしい。未読。
楽しかった。すべてが軽いのが心地よかった。もちろん軽い=雑ということではない。
主人公が高校生活を謳歌する様子も、悩みも、そこからの成長も、軽いタッチで戯画的に描かれてた(自分はそう感じた)。
少なくとも、十代特有の痛切さが見る側に刺さってくるような青春映画とは明らかに違う描き方。

ハリウッド製のコメディって、特にブラックな作風じゃなくてもこういうある種シニカルな視点が共通してると思う。
すべてを均質にポップに描いて、特定の感情には深入りしない/させない感じの。でもその一歩引いた描き方のおかげで、同世代意識がなくても見やすくなっているところはあると思う。

裕福な主人公が唐突に慈善活動を始めるあたりは米国のセレブリティへの皮肉なのかな?とも思った。そんなに意地悪な描き方はしてなかったから分からないけど。

エストニア発、ヘヴィメタル・カンフー・コメディ映画『インビジブル・ファイト』が米国上陸 | THE RIVER
theriver.jp/invisible-fight-us

※映画『THE GUILTY/ギルティ』(2018)に関するネタバレ+ショッキングな事件への言及 

ある種の陰謀説に言及しているが、投稿者は当該の仮説を一切支持していない

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劇中で起こる事件、似たような話を前に聞いたなーと思って探してみたらあった。映画公開から2年ほど後の事件

Qアノン信奉の男、「蛇のDNA」信じ子ども2人殺害 米 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
afpbb.com/articles/-/3361497

男が2歳息子と10カ月娘を殺害と自白、陰謀論に言及 米加州 - CNN.co.jp
cnn.co.jp/usa/35175205.html

レプティリアン陰謀説の一種なのだろう
w.wiki/6QKQ
Wikipedia記事によると相当昔からあるんだな
フィクション作品や胡散臭いネット記事などでそういった世界観にはなんとなく触れていたけど、重大事件に発展した例を知ったのは上の件が初めてかも

多くの陰謀説がそうであるように、これも政治性と容易に結びついて利用されがちなもよう
面白がってるうちに取り込まれてしまうケースもありそうだし、取り扱いは慎重にすべきなのだろうな

"Black Christmas" =「暗闇にベルが鳴る」
地味だけど出来のいいサスペンス
似た邦題の映画が複数あってややこしいやつ

"A Christmas Story" というのは知らなかった。本国ではクリスマス映画の定番らしいけど、軽く検索した感じ日本では劇場公開やソフト販売・配信はされてないっぽい?

関係ないけど別名義で監督した「死体と遊ぶな子どもたち」はある意味名作

ミステリー「未亡人殺し 妖しく燃える湘南夫人の完全犯罪」 | BS松竹東急
shochiku-tokyu.co.jp/program/1

9/24 (日) 8:00 ~ 10:00 (120分)
脚本が新藤兼人らしい
妻の乙羽信子も出演してる
監督は齋藤武市

(じゃないけどメンツがメンツなので)

『夜の大捜査線』の話

DeepL "この映画は、黒人に配慮した初めてのカラーハリウッド大作映画としても重要である。ハスケル・ウェクスラーは、撮影に使われた標準的な強い照明が暗い顔立ちにまぶしすぎる傾向があり、特徴がはっきりしないことを認識していた。従って、ウェクスラーはポワチエをよりよく撮影できるように照明を調整した"

これ見たらすごくいい特集だった 

舐めてた、ごめんなさい

最初はニューシネマパラダイスから始まってああまたただの美メロ礼賛かな…と思ったけど、キャリアの初期から晩年までを技術的な解説も交えつつめちゃくちゃ丁寧に追ってた
(なお自分はクラシック・現代音楽のことは全く分からない)
以下メモ

●当初、ニーノ・ロータに代表されるイタリアの映画音楽への反発
●実験的な音楽をやりつつ生活を立てる方策として、当時クラシック界からは低俗とみられていた映画音楽に携わることに
●クラシックを学びながら映画音楽に携わることを初めは「罪深い」と感じていた
●分かりやすい映画音楽とみせて、実験的手法を忍ばせることに
(アルジェントの『4匹の蝿』にもふれて、映像まで流れた! 素晴らしい)
●清塚さん:映画音楽で実験的なことをするのは、環境として許されにくい以上に自分が怖い。余計なことをして演出や役者の演技を台無しにしてしまうかもしれないので
●でも実験的手法で作り続けることに生活面での行き詰まりを感じ、流麗なメロディーと芸術(現代音楽)的手法の融合を目指すことに
●映画音楽のフィールドで葛藤し続けたことが、モリコーネ独自の音楽性を生み出したのではという見方

続く

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『明日なき追撃』(1975) ※ネタバレ 

物語の結末まで言及あり

カーク・ダグラス(マイケル・ダグラスの親父)が製作・監督・主演を務めた作品
ダグラスの意思が極めて強く反映された映画と考えていいだろう

議員当選を目指し選挙活動に熱を上げている保安官と、ダークヒーロー的な無法者が対峙するストーリー
最終的に保安官は失脚する
それまでの保安官が市民から支持を得ている様子も皮肉をもって描かれており、政治家への批判的な視点が貫かれている
保安官上がりの議員候補というところだけ見れば、特にタカ派政治家を標的にしてるようにも思えるけど、もっと広範に政治家という存在そのものへの不信を描いてるように感じた

現実のダグラスは政治への関心が強く、そちら方面の人脈も多かったらしい
ただ特定の党派に肩入れすることはなかったようで
うがった見方かもしれないけど、この映画もそういうバランス感覚にもとづいた一種のポーズのようにも見えた
あえて一歩引いた視点を強調しているような

続く

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