コラージュといえばそうだけど、前に紹介した『ジャパン・ホラーの現在地』はわりとネットの文化としての怪談に意識的で、リライトやリミックスの契機を重く見ているのが面白かったな。ネット怪談ファンにはない視点。
00年ごろにPCを買ったり大学のPCルームで無限にPC使ったりしてたころの感覚だと、ネットというのは「自分で『ぴあ』を作れる、やったぜ」みたいなもんだった。RSSはその生理からは理解しやすい。
植田さんの「人文ウォッチ」はその頃の路線の再開に近いよね。
https://webgenron.com/articles/jinbunwatch
昨日の表象学会の臨時イベントみたいな研究フォーラムでイ・ブルについての発表を聞きながら、「これ昔の日本漫画ならこうの史代、杉浦日向子になった方面だし、戸川純とか三上晴子にもつながるよな…まあ日本だとこの枠は脱政治的になるが、韓国だと非人間的造形をここまでアグレッシブに打ち出す流れになるのおもろいねえ」などと人と話して、そのうちに「いや、戸川純からサザンアイズを受容してたような女性、目立たないけどいたよね…オタク言説でかき消された一角だったような」とか話してた。
20年前にひぐらし二次(非エロ)で人気あった人も女性ばっかりで、そういうのって大昔の個人サイト&ウェブリングを一気に見る消費だったんだよねとか無限に細かい話を。
あまり書き物ができてない。