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@wak 熱心に悪役令嬢ものと婚約破棄ものは違うよ論を語ったけど、ほとんど重複してるから、無理に別物にするよりは「悪役令嬢からの派生で、継母ものとかクソ聖女となクソ皇女とかいろいろあるよ」とオプション増やす説明にした方がよかったのかも。

@wak 悪役令嬢ものの一つの拠点は韓国ウェブトゥーンですが、韓国ドラマ掘ってる人から話を聞くと、韓国ウェブトゥーンはかなり韓国ドラマと重なるエリアらしい。

なお、日本ウェブ小説と韓国ウェブ小説/ウェブトゥーンは、どっちが先行しているとも言えない感じがあります。今だとウェブトゥーン意識してる小説も漫画も多そう。

@wak 振り返って位置付けると、「悪役令嬢」だと人物造形とロールモデルの特徴で、「婚約破棄」だと序盤プロット展開の特徴を指す、ということになるんでしょうね。両方備えてる作品もあるけど、片方だけもあるよと。

@wak まあ婚約破棄から始まっても、最後結婚にすれば途中いろいろ挟めるやろ、が婚約破棄ものにはありますね

@wak 推し悪とか、令嬢の周辺の侍女や執事が主人公のものはその後増えたんですが、「めんどくさい我儘お嬢様かわいい」がその分増えますね。さらなる変化球としてイケメン執事が我儘令嬢を睡眠姦して、なぜかラブラブになる『ウチのお嬢様の話を聞いてくれ―悪役令嬢調教記録―』があります(コミカライズしてびっくりした)

契約結婚の方が保守っぽそ〜、はたしかに。『わたしの幸せな結婚』がそもそもお見合いから始まる溺愛系、かつ、「家父長制で苦しんだ人がスーパー家長(軍人)とくっついて救われる」だから、契約結婚の権化なのでは感…。

@wak ああ、それは悪役令嬢ものと婚約破棄もののズレですね。ニアイコールではあるんですが、ちょっとズレる。

悪役令嬢ものは、当人あるいは近傍の人(執事主人公とかもある)が「このままでは破滅する!」と知っていきなり行動改善するもので、婚約関係にないことも多い。『偽聖女クソオブイヤー』とか『ティアムーン帝国物語』もそっちかな。「このままだとやばい」の一つに王族婚約が入ったり入らなかったり。『悪役令嬢の兄に転生しました』だと兄の立場から妹を躾けてるうちにシスコンになる。

婚約破棄ものは、典型的には、冒頭から婚約破棄で開始、その瞬間、原作とかループ記憶とかを思い出して、そこから行動原則が急変するもの多くて、こっちは悪役令嬢ものよりロマンスのコテコテ具合が割と強め。上澄みだけ選ぶとそうでもない作品でアピールできるけど。

全体として、悪役令嬢は、「主体的意思の確立、経済的自立、ついでに対等なカップリング形成」が目立ち、婚約破棄は婚約者を奪うかませ犬ヒロイン像との対比で増幅される(「男好きするヒロイン」とかが置かれる)印象かなあ。

@wak 婚約破棄と契約結婚は対義語でも逆でもなく、別のプロットでは?というのはその通りだと思いますね

@wak いやー、婚約破棄はたいてい「クソ男と別れていい男とくっついて終わり」ですよ。カップリング形成しないのは稀。

北欧貴族と〜は、「境遇の違う二人がちょっとずつ距離を詰めたり共同生活を送る」枠って感じですね。『エルフ夫とドワーフ嫁』とかもこれで、女性作家はこのジャンルがかなり蓄積されている印象。

どうも韓国ドラマ「烈女パク氏契約結婚伝」のヒットと相乗効果で火がついてる様子。

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「溺愛もの」、『あしながおじさん』の現代版では?と思う。あしながおじさんって、グルーミングから結婚できました!みたいなところあるし…。

「婚約破棄はもう古い、契約結婚が今の流行り」説があるそうだが、若木民喜の少し前に完結したラブコメ漫画『結婚するって、本当ですか 』と同じで、偽装や形から入ってるうちに距離が狭まって〜、という昔からあるやつっぽいなー。
twitter.com/shirotae_sui/statu

『チャイニーズ・タイプライター』のマラニーが共著で書いた『リサーチのはじめかた』、事前に聞いた噂に違わず、良著の予感。序文からしていいこと書いてある。

chikumashobo.co.jp/special/whe

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