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最初のtogetterの件だが、冒頭数本はそこそこ気を引いたが、後半は凡庸な意見しかないな。

後半にある「自分の好きなペースで進められるから、漫画とか小説の方が映像よりも好き」は私からするときわめてナイーブな見解で、漫画や小説も読む時間とリズムをある程度技法や形式が規定する、にもかかわらず、読者は「自分で決めている」と思っている、ということになる。

私の場合は椅子に座ってしまえばそこから離脱できない映画館よりも「動画や映像の方がフローが構築しにくいからだるい」がある。つまり「自分の好きなペース」を強いられるバランスにマッチングがうまくいかなくなる。

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流出当事者についての情報はあまりないので、むしろNHK職員の中間管理職あたりのストレスと鬱積が生々しくてピックアップされていることに目を奪われた。
ただし、デイリー新潮の記者の末尾文は「NHKざまあ」に思えた。やはり新潮はクズなのでは?

dailyshincho.jp/article/2023/1

で、ドゥルーズをはじめとする60年代思想とは、そこで汎エロス的契機の自覚化により、エロス的だが非有機的、とかいろんなトライアルを全面化させることにあった、となるのではないか。点的認知よりアジャンスマン(エージェンシーのネットワーク)だろとなる力点をうまく説明するとこうなのかなと思えてきた。

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男狙いと女狙い両方入れてる感じあるなー。メインは男だろうけど。やっぱこういう調整で新しく見えるってのは今あるなあ。ユース向けはつねにちょいポルノな性愛コンテンツになるからこそ、狙いを広くすることで工夫が得られやすいんだろう。x.com/senjyuotete/status/17305

読解のステージだと現代的学知との接合や比較が暗に求められる、そこで、そうした比較や学習の契機ごと回避しようとすると、啓示宗教的同一化の教えが強まる。シネフィルはそのため自意識においては読解モードではない、というふうに整理できる。

これは、オタクカルチャーだとファンダムの「考察」が相当する。「グラスルーツだから学知拒否」という孤立化を、共同体が求めるので、知的なものは密輸入が主となる。

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作品内においてはキャラという点、ジャンルやメディウム史においては名作という点、への愛着と関心しか持てない姿勢(大半の人がそうだし人文系読者でもこういうスターシステム信仰は根深い)って、なぜそうなるかというと(身体的・精神的)同一化が前提だからだと思う。

とすると、広義のエロス的問題系が、作品鑑賞とか読書、視聴における問われざる前提となる。

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ふと思ったのは、蓮實派シネフィルはやんわりと読解拒否かもしれない。読解というよりも「同一化」志向があり、それはフローともまたズレる。
世の中の倍速けしからん勢も「観賞とは同一化である」側だろう。

「同一化的享受こそが道徳的」というコードが、文学的読解のモードの一つとしてかなり根強い。

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そこで、一旦フロー化させたあとなので朗読を倍速にする契機が得られるというわけだ。となると、倍速というのは映画・音声問わず、そこに「読解」モードを持ち込む志向だ、となる? パラグラフリーディングやページぱらぱら読みをさせろよというやつ(その人が書籍に馴染んでるとは限らない)。

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私は、(世間の人が映像や音楽、動画で得ているであろう)フロー感覚を、下手な小説や下手なマンガからなら簡単に得られる、なぜなら技巧的達成度低く、だらだらしているからであり、投稿サイズの一定性がメディウムよりも強くなるからだ、という認識なんだが、朗読は動画的フローが好きな人が忌避する「読解」メディウムをフローに置き換える調整なんだろう。

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なるほど、フィクション論と嘘論はここでわりと連動するのか。

あ、これ女性バウムガルデン研究者による新書らしい。
『美しさとジェンダー』の人がなんかのトークで勧めてた。たしかクニラボでのレクチャーが元になってる本らしいが。

井奥陽子『近代美学入門』ちくま新書

chikumashobo.co.jp/product/978

若い人が世代感覚ゴリ押しに見える落差に直面するとき、中高齢インテリは巧妙に古典キャラになるんだろうなあ。これが、語られざる主流ライフハックだ。

@MakoSaiki あーこれはですね、私なら多角的な応答できるかも…。ちょっと考えをまとめてみます。ざっと言うと、昔なら、男性向け時代小説、女性向けレディコミの枠がこれだからなのと、ウェブ小説ほど男女それぞれのジャンルコードが狭くなりやすい(客の目を引くノウハウが定番になってそこにみんなすがるから)のと、あとは安価で生産できるコミカライズ企画に漫画媒体が依存しているのもありますね…

@MakoSaiki 雑誌パッケージが壊れたことについて、いろんな角度でたくさん議論が出てほしいんですけど、なんか全然足りないと思うんですよ…。雑誌を全然読まないタイプの漫画読みも昔からいるけど、雑誌立ち読みで漫画を広範囲にチェックしていたような習慣と視界はもう絶滅しかかってるでしょうね。

TSUTAYA渋谷のDVDとCDレンタルも終わったし、レンタルで過去のものを見れるという時代が終了しつつあって、でも配信にある古典映画って層が薄い。そういう節目がかなり露骨になってきている。

@MakoSaiki DAYSネオ、知らなかったです。いつのまにこんなことに。これは角川系がコミックウォーカーで統合している動きへの対抗っぽいですねえ…

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