#落語
2023年2月11日(土)小金井さくら寄席へ。
地元のロータリークラブが、その30周年を記念して主宰し、ウクライナ支援とも銘打った会。最初にロータリークラブ会長の挨拶から始まるという珍しい進行^^
ちょっと運営の手際の悪さというか、ロビーの凄まじい混み方(誘導のまずさロビーの狭さ)や、アルコール消毒剤の少なさが気になってしまった。ほかにも、通りすがりにすぐうしろで(ウレタンマスクで)咳込む女性、会の途中で何度も鳴った携帯と、むむむと思うところ多々ありつつも、中身自体は楽しく温かく、いい会だった。
小きち「子ほめ」
小きちさん、じつはなかなかに昭和の古き良き二枚目顔。坊主頭にお目目パッチリ。まつ毛も長そう。外見のみならず、素直そうな語りは本当に好感がもてる。頑張れ。
㐂三郎「手水廻し」
小太郎改メ㐂三郎に昇進したのはコロナ禍の2021年だったから、真打になった高座を聴くのはこれが初めて。前座の小ぞうさんのときからどれだけ見てきたことか。立派になったね、うんうんと、気分はすっかり遠い親戚のおばさん状態。昔からのからっと陽気な芸風はそのままに、とても楽しい一席だった。「手水廻し」はよく考えてみると初めて聴いたかもしれない。まだまだ未聴の噺が山ほど山ほどあるなあ。(つづく)