オオカミの家 感想
実際するチリの植民地コロニア・ディグニダにインスパイアされたストーリーは、コロニーの宣伝動画として再生される。人々を精神的に支配するコロニーが発信するハッピーエンドなお話に見せかけたエンディングを迎えながら、主人公マリアの心の拠り所はどこにあったのか、その選択は、帰着は避けられなかったのかとぐるぐる考えて非常〜〜〜に嫌な気持ちにさせてくれる良作でした🙏
アリア・スターがプロデューサー(監督ではない)を手がけた同時上映の『骨』も怖くて良かったです。
同じ寓話的なストップモーションアニメで、短編で説明セリフがない分インパクトある描写が多く、その倫理観のなさに怖くて画面の前で震えちゃった・・・