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試写会で見させていただきました!

ミニチュアを使って撮影するのが一般的なストップモーションアニメですが、本作は実際の美術館10館以上(?!)に実寸台のセットを作って撮影を行ったそう。壁に塗りつぶした2Dと小道具を使った3Dアニメーションの融合にまず目が奪われる

絵、小道具が人間、動物として形成され動き出すまでもがアニメーションに含まれるため、目の前に映っているキャラが命ある生き物なのかモノなのかという暗黙の境界線をぶち破ってきて感覚がバグる。それすらもホラーの一因に思えて不気味さから目が離せない。
ちなジャンプスケアはなし👌

zaziefilms.com/lacasalobo/

オオカミの家 感想 

実際するチリの植民地コロニア・ディグニダにインスパイアされたストーリーは、コロニーの宣伝動画として再生される。人々を精神的に支配するコロニーが発信するハッピーエンドなお話に見せかけたエンディングを迎えながら、主人公マリアの心の拠り所はどこにあったのか、その選択は、帰着は避けられなかったのかとぐるぐる考えて非常〜〜〜に嫌な気持ちにさせてくれる良作でした🙏

アリア・スターがプロデューサー(監督ではない)を手がけた同時上映の『骨』も怖くて良かったです。
同じ寓話的なストップモーションアニメで、短編で説明セリフがない分インパクトある描写が多く、その倫理観のなさに怖くて画面の前で震えちゃった・・・

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