日本が輸入に頼るウラン、その鉱石が転がる「聖地」とは ウサギが消え薬草は色あせ… 先住民「苦しみ気付いて」https://www.tokyo-np.co.jp/article/263448
“40年5月、ヒトラーがフランスとベルギーを攻略。ベルギー政府はロンドンに亡命し、第三帝国はベルギーに親ナチス政権を樹立した。しかし、ベルギー領コンゴの総督は、連合国の支援を宣言する。軍隊を徴兵し、コンゴ人労働者を提供し、連合国に軍需物資を供給するための生産ノルマをコンゴ人に課したのである。その結果、大戦中、多くの人たちが両親や祖父母の手首が切り落とされた森に戻ることを強いられ、今度は何十万本もの軍用タイヤをつくるために天然ゴムの製造を命じられた。戦争が激化するにつれ、コンゴ人鉱夫たちは24時間体制で銅などの鉱物も採掘していた。”
https://wired.jp/article/the-dark-history-oppenheimer-didnt-show/?s=09
映画『オッペンハイマー』には原爆投下のシーンが描かれていないことが日本で話題となったが、同じく描かれなかった悲劇がある。広島の原爆に使用されたウランの供給源となったシンコロブエ鉱山の労働者たちだ。
https://wired.jp/article/the-dark-history-oppenheimer-didnt-show/?s=09
“ユニオン・ミニエールは、労働者とその家族を住まわせるために、まるで捕虜収容所のような柵で囲まれた住居施設を建てていた。同社は当初、各家族に43平方フィート(約4.46平方m)の小屋(小さな車庫ほどの広さ)と、週1回の配給食料を与えている。鉱夫たちは、手作業でウラン鉱石を選別していた。ある鉱夫は、シンコロブエで採れるウラン鉱石を「豚ほどの大きさ」の塊だったと表現した。「黒と金色に光っていて、緑色の藻か苔に覆われているようだった」という。彼はそれを「麗美な石」と呼んだ。”
[寄稿]悪夢の時代
登録:2017-02-22 17:29 修正:2017-04-21 07:09
https://japan.hani.co.kr/arti/opinion/26595.html
“実際にはいわゆる「エリート」の中に唾棄すべき差別者やファシストもいるように、いわゆる「大衆」の中に「寛容」「連帯」「共感」といった美徳を自然に実践している多くの人々がいる。分断線は「エリート」と「大衆」の間に存在するのではない。「寛容」と「不寛容」、「平等」と「差別」、「正義」と「不義」の間にあるのだ。”
“「ことば狩り」というフレーズの裏には、「どんなに危ないナイフでも刀でも、自分にはそれを使う権利があるし、実際安全に使っているのだから、ほっといてくれ」という感覚があるのかもしれません。しかし、そもそもことばがナイフといった道具でないとしたらどうでしょう。ことばが蒸気船やタンカーのようなものだとすると、まず「狩れる」のだろうか、という疑問も湧いてきますが、いずれにせよそんなものを「ほっとく」わけにはいきません。蒸気船やタンカーは、個人が所有しているわけではなく、社会の中で巨大な位置を占め、便利で有益かもしれませんが、慎重に運営しなくては、運河に挟まったり、大事故を引き起こしたりするでしょう。”
“ヘイトスピーチの可能な規制や、人権を侵害する言語使用を批判するとき、私たちは蒸気船やタンカーの造船技術・運行規則・免許制度などについて話をしているわけです。「タンカーの操縦に規則なんかいらない。大事なのは安全に運転しようとするそれぞれの意識だ。ほっといてくれ」などと言われて納得する人はいないでしょう。”
#読書
悪い言語哲学入門
和泉 悠 著
第8章 ヘイトスピーチ
ヘイトスピーチは「言論の自由(freedom of speech )」かhttps://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480074553/
“〈どうにか命を落とさずに生還した男〉たちが、だれかにとっての〈いい夫、いいお父さん、いいおじいちゃん〉であるという事実を私は踏み躙りたいとは思いません。”
“ただし、昭和が遠ざかり、平成すら幕を下ろしたいまの日本で、どこかでだれかが結託して〈日本という国を国として成り立たせるために、言いかえれば、日本という国の輪郭を明確にする〉ために、あの戦争から帰ってこられなかった声のない人たちの声をさらに奪ってかれらが、妻や子どもや愛する恋人を守るために喜び勇んで憎き敵と闘い、桜の花びらのようにうつくしく舞い散った、という物語をこしらえようとしているのなら、死者らを正しく悼むためにも、それとは異なる、まったくべつの物語を、私たちは書き続けなければなりません。”
私とあなたのあいだ〜この国で生きるということ
【特別公開 第4回】かれらの居場所〜最終便 温又柔より
2021.08.15
https://webmedia.akashi.co.jp/posts/5193
[詩]6月 /茨木のり子https://japan.hani.co.kr/arti/culture/23140.html
「戦争責任を問われて/その人は言った/そういう言葉のアヤについて/文学的方面はあまり研究していないので/お答えできかねます/思わず笑いが込みあげて/どす黒い笑い吐血のように/噴きあげては、止まり、また噴きあげる」(「四海波静」より)
イスラエルの行為はジェノサイド、国連特別報告者が「合理的根拠」示すhttps://www.cnn.co.jp/world/35217041.html?s=09
“(略)イスラエル高官など社会の上層部が発する反パレスチナ発言やパレスチナ人を人間扱いしない発言は、現場の兵士の行動にも反映されていると断言。これは「全体または部分を破壊する意図」の表れであり、他の残虐な犯罪とジェノサイドの違いはそこにあると強調。ここから導かれる「唯一合理的な推論」は、「ガザのパレスチナ人に対するジェノサイド的暴力というイスラエル国家の政策」でしかないと結論付けている。”
あなたは優位な立場かもしれない 気づきにくい“特権”とはhttps://www.nhk.or.jp/heart-net/article/674/?s=09
「マジョリティー性の高い人は、マイノリティー性の高い人のことを知らなくても生きていける。つまり、マジョリティー性が高ければ高いほど、社会の仕組みは意外とみえていないかもしれません。そのことを一度受け止めることが大切だと思っています」
「私は『立場の心理学』という授業で、大学からグッドプラクティス賞(学生評価が高い授業が表彰)をもらいました。でも、マイノリティーである在日コリアンの人が同じような授業をしたら、反感を買うと思うんですよ。私はマジョリティー側の日本人だから、『みなさんには特権がありますよ』と言っても、学生から評価を受けられる。私は、これは自分の日本人特権だなと思っています。
在日コリアンで差別の授業をしている友人は学生からあからさまな反感を示されることがあると言っています。私はそういう経験はありません。
セクハラをした人を批判するときも、女性がいうと『どうせ女性がいうとバイアスがかかっている、被害妄想的だ』、男性がいうと『客観的だ、加害者を公正に裁いている』ととられますよね。“特権”がある人は、中立・客観的にみられやすいという傾向があります」
「人の心が壊されている」 ガザ視察、住民の窮状訴えhttps://nordot.app/1145517173872182140?s=09
“(UNRWA保健局長)清田氏は「毎日会う人が泣いていて、私もつられて泣いている」と話した。さらに「(ガザ住民が)ここまで虐げられる必要があるのか。こんなひどい思いをしていることがあっていいのか」と憤った。”
改定入管法施行規則案に対するパブリックコメントhttps://note.com/koichi_kodama/n/n42c2535748f3?sub_rt=share_pb&s=09
海底の坑道には、今も183人の遺体が閉じ込められている…82年たっても政府が調査に後ろ向きな理由 山口「長生炭鉱」の犠牲者と、戦没者との差
https://nordot.app/1140568074708206029?c=39546741839462401&s=09
“当時、日本は朝鮮半島を植民地支配し、戦争が拡大するにつれ不足する労働力を補うため、朝鮮人を動員していた。宇部市史によると、長生炭鉱では多くの朝鮮人が働いていたことから、「朝鮮炭鉱」とも呼ばれていた。
水非常(みずひじょう)と呼ばれた水没事故が起きたのは、1942年2月3日午前だった。坑口から約1キロの沖合で、坑道の天盤が崩壊。海水が流れ込み、中にいた朝鮮人136人と、広島や沖縄出身などの日本人47人が死亡した。”
〈19〉ロジカルすぎるせいかモテません
☞ トルストイ『アンナ・カレーニナ』がオススメhttps://www.webchikuma.jp/articles/-/3450?s=09
特集「イスラエル擁護とホロコーストの狭間で揺れるドイツ。 安田菜津紀、佐藤慧の現地取材報告」https://open.spotify.com/episode/1UwBe60XMeAVnyPPuNXpgl?si=RXL6QEK0SjWuo-asDJtsiw
読んだ本 これから読みたい本のメモ 思うことなど トランス差別に反対しています