『賢人と奴隷とバカ』その2
https://satotarokarinona.blog.fc2.com/blog-entry-1553.html
“東大大学院で修士号を取得した古市憲寿(一般的には「社会学者」として認知されているであろう)、東大大学院で博士号を取得し岩波書店から博論を刊行した三浦瑠麗、東大大学院で博士号を取得し筑波大学准教授の肩書を持つ落合陽一、東大大学院で修士号、MITでPh.D.を取得しイェール大学助教授を名乗った成田悠輔などを見ると、思わず「東大の劣化」という言葉を使いたくなってしまうが、そうではなくこの経歴によって権威を手にし、メディアに重用されるというそちらの方に注目すべきなのだろう。”
『賢人と奴隷とバカ』その2
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“「過激中道」がネオリベとほぼイコールとなっているのは偶然ではない。There is no alternativeはサッチャー政権のスローガンであり安倍晋三もこれを模倣したように、「これ以外に道はない」として「改革」の断行を訴えるのはネオリベと「過激中道」に共通している。
「過激中道」は中庸なのではない。右と左の真ん中に位置してバランスを取っているのではなく、「左」の行き過ぎを警戒し、「右」の「過激派」と手を組んででもこれを鎮圧してきた。こうして「中立的」な「過激中道」によって進められる「冷静」で「合理的」な政策が「唯一の道」とされたのであった。”