ウンベルト・エーコのテレビ論
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“知識人であるエーコの友人は、テレビの討論番組からの出演依頼の多さに悩まされている。といっても、「この友人が弁舌さわやかなわけではない。要するに人びとはかれの発言に関心があるわけではない」。
イタリアでは多チャンネル化が進み競合が激化していた。「だからよく分かるのだが、友人は同じ日の同じ局のいくつもの番組、朝昼晩それぞれに呼ばれてしまう。製作費がかかるドラマが敬遠された結果、トーク番組が多くできるも、インテリが間に合っていない」。”