「時代に合致する/ポジティブな男性性を選択しよう」という話は「時代に合致する/ポジティブな女性性を選択しよう」と同じくらい警戒する。
男がフェミニズムに参加することが必要だ――イヴァン・ジャブロンカ著『マチズモの人類史』https://book.asahi.com/jinbun/article/15223503
ここに引っかかる。
“女性がボーヴォワールの言葉に刺激され、自己を考察してきた過程を、今度は男性が歩む日が来た。男は男に生まれるのではない。男になる、男につくり上げられるのだ。つまり、男性がフェミニストになるということは、このことを自覚して、子どもの頃から無意識に強いられた男らしさをいったん離れ、男らしさを自覚的に選択しなおすことだろう。”
読んでいた書評で気になった点。男性性の分析ということで面白そうだとは思ったけど。