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『韓国人権紀行 私たちには記憶すべきことがある』
koubunken.co.jp/smp/book/b6106

「歴史は勝者の記録だと言われる。一面では当たっている。
だが、それよりはるかに長期的観点で見れば、歴史的事実に疑問を抱く人々がいる限り、
その歴史は必ず変えられている。被害者が声をあげ、権力が挑戦を受ける時、歴史は再び書き換えられる。私たちは今、犯罪が正当化された権力の歴史を消し去り、遅れはしても、人権の歴史を新たに書き綴っていく途上にあるのだと信ずる。

過去の国家暴力―国家犯罪が可能だったのは、その時代に多くの人々が沈黙したからである。知らぬうちに暗黙の共犯者になりたくなければ、韓国社会の被害者たちが自分の体験したことを、いかなる恐れもなく語ることができるようにしなければならない。
私たちは、彼らの言葉にいっそう傾聴しなくてはならない」

“ここにある「私たち」とは誰か?
日本の「私たち」もまた記憶すべきことがあるのではないか?
そんな思いを込めて本書をまとめました。”

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