「政治の中心にケアを」 岡野八代さんが問うリベラルの不正義https://mainichi.jp/articles/20240322/k00/00m/040/158000c?s=09
“フェミニズムの政治学は、既存の政治学が扱ってきた政治の「外」へと目を向ける。「いわゆる『政治学』が扱う政治の構想は、ケアを担う人とそうでない人の不平等に支えられている」。というのも、だれがケアを担うかという「ケア分配」の取り決めが、政治の「外」ですでに行われてきたからだ。その「だれ」はいつも女だった。そのように「権力者たちに都合のいいケア分配を決めているのが家父長制なのです」。”